Confluent Platform をインストールするための Ansible インベントリファイルの準備¶
Ansible Playbook を実行する前に、インベントリファイルを生成する必要があります。インベントリファイルでは Confluent Platform コンポーネントをプロビジョニングするホストを指定します。Ansible インベントリファイルについて詳しくは、Ansible のインベントリの基本 を参照してください。
インベントリファイルの生成¶
インベントリファイルを生成するには、ホストの完全修飾ドメイン名（FQDN）をすべて集め、Ansible コントロールノードに hosts.yml というファイルを作成して、以下に示すように必要なグループの下に各ホスト名を設定します。
各ホストの組み込みの inventory_hostname 変数は、ホストのホスト名に設定されます。
zookeeper:
hosts:
ip-172-31-34-246.us-east-2.compute.internal:
ip-172-31-37-15.us-east-2.compute.internal:
ip-172-31-34-231.us-east-2.compute.internal:
kafka_broker:
hosts:
ip-172-31-34-246.us-east-2.compute.internal:
broker_id: 0
ip-172-31-34-247.us-east-2.compute.internal:
broker_id: 1
ip-172-31-34-248.us-east-2.compute.internal:
broker_id: 3
schema_registry:
hosts:
ip-172-31-34-246.us-east-2.compute.internal:
kafka_rest:
hosts:
ip-172-31-34-246.us-east-2.compute.internal:
ksql:
hosts:
ip-172-31-37-15.us-east-2.compute.internal:
ip-172-31-37-16.us-east-2.compute.internal:
kafka_connect:
hosts:
ip-172-31-34-246.us-east-2.compute.internal:
control_center:
hosts:
ip-172-31-37-15.us-east-2.compute.internal:
ansible_host を使用した SSH の接続¶
inventory_hostname が SSH で機能しない場合、ansible_host 変数を使用して SSH の接続向けのホスト名をもう 1 つ指定できます。
以下の例では、ip-172-31-40-189.us-west-2.compute.internal が inventory_hostname であり、ec2-34-217-174-252.us-west-2.compute.amazonaws.com が SSH に使用されます。
zookeeper:
hosts:
ip-172-31-40-189.us-west-2.compute.internal:
ansible_host: ec2-34-217-174-252.us-west-2.compute.amazonaws.com
Confluent Platform ホストへの接続の確認¶
インベントリファイルを生成したら、Ansible コントロールノードが各 Confluent Platform ホストと接続できるよう、接続変数を設定します。
多くの場合、Ansible では接続に SSH が使用されます。接続変数の設定について詳しくは、『 Connecting to hosts: behavioral inventory parameters 』を参照してください。
hosts.yml に次のセクションを追加します。
all:
vars:
ansible_connection: ssh
ansible_user: ec2-user
ansible_become: true
ansible_ssh_private_key_file: /tmp/certs/ssh_priv.pem
Ansible が SSH で接続できることを検証するには、次のコマンドを使用します。
ansible -i /path/to/hosts.yml all -m ping
上記のコマンドでは、すべてのホストで Python インタープリターが使用できることを検証し、成功すると pong が返されます。
インベントリファイルはそれぞれの Git リポジトリ内に保存することをお勧めします。各デプロイに対してインベントリファイルを含む Git リポジトリが存在している場合があります。