Redis Sink Connector 構成プロパティ¶

このコネクターを使用するには、connector.class 構成プロパティでこのコネクタークラスの名前を指定します。

connector.class=com.github.jcustenborder.kafka.connect.redis.RedisSinkConnector

重要

このコネクターでは null ではないキーが想定されています。エクスポートされるトピックにおける各 Kafka レコードには、明示的なキーと値が必要です。

このコネクターでは、Redis での raw 型バイトまたは文字列の格納がサポートされています。Kafka レコードのキーと値が文字列としてシリアル化済みの場合は、このコネクターと StringConverter を組み合わせて、レコードのキーと値を Redis に文字列として格納します。

key.converter=org.apache.kafka.connect.converters.StringConverter
value.converter=org.apache.kafka.connect.converters.StringConverter

それ以外の場合は、このコネクターと ByteArrayConverter とともに、Kafka レコードキーと値のバイナリシリアル化形式（JSON、Avro、文字列など）を Redis にバイト配列として格納します。そのうえで、こうした値にアクセスするアプリケーションでこの情報を Redis から読み出し、バイトを使用可能な形式に逆シリアル化します。Kafka のデータが Redis で保持するフォーマットではない場合は、 Single Message Transformation を使用してデータをバイト配列または文字列に変換してから Redis に書き込むことを検討してください。

コネクター固有の構成プロパティについて、以降で説明します。

redis.hosts

接続先 Redis ホスト。

型: list
デフォルト : [localhost:6379]
重要度: 高

redis.client.mode

Redis クラスターとのやり取りで使用するクライアントモード。

型: string
デフォルト: Standalone
重要度: 中
バリデーター : 一致文字列: Standalone、Cluster

redis.database

接続先 Redis データベース名。

型: int
デフォルト: 1
重要度: 中

redis.operation.timeout.ms

タイムアウトとしてマークされる操作前の時間（ミリ秒）。

型: long
デフォルト: 10000
重要度: 中
バリデーター: [100,…]

redis.password

Redis との接続に使用されるパスワード。

型: password
デフォルト: [hidden]
重要度: 中

redis.ssl.enabled

SSL を有効にするかどうかを判別するフラグ。

型: boolean
デフォルト: false
重要度: 中

redis.ssl.keystore.password

SSL キーストアのパスワード。

型: password
デフォルト: [hidden]
重要度: 中

redis.ssl.keystore.path

SSL キーストアへのパス。

型: string
重要度: 中

redis.ssl.truststore.password

SSL トラストストアのパスワード。

型: password
デフォルト: [hidden]
重要度: 中

redis.ssl.truststore.path

SSL トラストストアへのパス。

型: string
重要度: 中

redis.auto.reconnect.enabled

Redis クライアントで自動再接続をするかどうかを判別するフラグ。

型: boolean
デフォルト: true
重要度: 低

redis.charset

String 型のキーと値に使用される文字セット。

型: string
デフォルト: UTF-8
重要度: 低
指定可能な値: Big5、Big5-HKSCS、CESU-8、EUC-JP、EUC-KR、GB18030、GB2312、GBK、IBM-Thai、IBM00858、IBM01140、IBM01141、IBM01142、IBM01143、IBM01144、IBM01145、IBM01146、IBM01147、IBM01148、IBM01149、IBM037、IBM1026、IBM1047、IBM273、IBM277、IBM278、IBM280、IBM284、IBM285、IBM290、IBM297、IBM420、IBM424、IBM437、IBM500、IBM775、IBM850、IBM852、IBM855、IBM857、IBM860、IBM861、IBM862、IBM863、IBM864、IBM865、IBM866、IBM868、IBM869、IBM870、IBM871、IBM918、ISO-2022-CN、ISO-2022-JP、ISO-2022-JP-2、ISO-2022-KR、ISO-8859-1、ISO-8859-13、ISO-8859-15、ISO-8859-2、ISO-8859-3、ISO-8859-4、ISO-8859-5、ISO-8859-6、ISO-8859-7、ISO-8859-8、ISO-8859-9、JIS_X0201、JIS_X0212-1990、KOI8-R、KOI8-U、Shift_JIS、TIS-620、US-ASCII、UTF-16、UTF-16BE、UTF-16LE、UTF-32、UTF-32BE、UTF-32LE、UTF-8、X-UTF-32BE-BOM、X-UTF-32LE-BOM、windows-1250、windows-1251、windows-1252、windows-1253、windows-1254、windows-1255、windows-1256、windows-1257、windows-1258、windows-31j、x-Big5-HKSCS-2001、x-Big5-Solaris、x-COMPOUND_TEXT、x-EUC-TW、x-IBM1006、x-IBM1025、x-IBM1046、x-IBM1097、x-IBM1098、x-IBM1112、x-IBM1122、x-IBM1123、x-IBM1124、x-IBM1364、x-IBM1381、x-IBM1383、x-IBM300、x-IBM33722、x-IBM737、x-IBM833、x-IBM834、x-IBM856、x-IBM874、x-IBM875、x-IBM921、x-IBM922、x-IBM930、x-IBM933、x-IBM935、x-IBM937、x-IBM939、x-IBM942、x-IBM942C、x-IBM943、x-IBM943C、x-IBM948、x-IBM949、x-IBM949C、x-IBM950、x-IBM964、x-IBM970、x-ISCII91、x-ISO-2022-CN-CNS、x-ISO-2022-CN-GB、x-JIS0208、x-JISAutoDetect、x-Johab、x-MS932_0213、x-MS950-HKSCS、x-MS950-HKSCS-XP、x-MacArabic、x-MacCentralEurope、x-MacCroatian、x-MacCyrillic、x-MacDingbat、x-MacGreek、x-MacHebrew、x-MacIceland、x-MacRoman、x-MacRomania、x-MacSymbol、x-MacThai、x-MacTurkish、x-MacUkraine、x-PCK、x-SJIS_0213、x-UTF-16LE-BOM、x-euc-jp-linux、x-eucJP-Open、x-iso-8859-11、x-mswin-936、x-windows-50220、x-windows-50221、x-windows-874、x-windows-949、x-windows-950、x-windows-iso2022jp

redis.request.queue.size

Redis 宛てのキューに追加されるリクエストの最大数。

型: int
デフォルト: 2147483647
重要度: 低

redis.socket.connect.timeout.ms

接続時の待ち時間（ミリ秒）。これを超えるとソケットがタイムアウトになります。

型: int
デフォルト: 10000
重要度: 低

redis.socket.keep.alive.enabled

Redis に対するキープアライブを有効にするためのフラグ。

型: boolean
デフォルト: false
重要度: 低

redis.socket.tcp.no.delay.enabled

TCP 遅延なしを有効にするフラグを使用する必要があります。

型: boolean
デフォルト: true
重要度: 低

redis.ssl.provider

使用する SSL プロバイダー。

型: string
デフォルト: JDK
重要度: 低
指定可能な値: OPENSSL、JDK