サポートされているバージョンおよび相互運用性

このトピックでは、Confluent Platform およびそのコンポーネントのサポートされるバージョンと相互運用性について説明します。

Confluent Platform および Apache Kafka の互換性

Confluent Platform Apache Kafka® リリース日 標準サポート終了日 Platinum Support 終了日
6.2.x 2.8.x 2021 年 6 月 8 日 2023 年 6 月 8 日 2024 年 6 月 8 日
6.1.x 2.7.x 2021 年 2 月 9 日 2023 年 2 月 9 日 2024 年 2 月 9 日
6.0.x 2.6.x 2020 年 9 月 24 日 2022 年 9 月 24 日 2023 年 9 月 24 日
5.5.x 2.5.x 2020 年 4 月 24 日 2022 年 4 月 24 日 2023 年 4 月 24 日
5.4.x 2.4.x 2020 年 1 月 10 日 2022 年 1 月 10 日 2023 年 1 月 10 日
5.3.x 2.3.x 2019 年 7 月 19 日 2021 年 7 月 19 日 2022 年 7 月 19 日
5.2.x 2.2.x 2019 年 3 月 28 日 2021 年 3 月 28 日 2022 年 3 月 28 日
5.1.x 2.1.x 2018 年 12 月 14 日 2020 年 12 月 14 日 2021 年 12 月 14 日
5.0.x 2.0.x 2018 年 7 月 31 日 2020 年 7 月 31 日 2021 年 7 月 31 日
4.1.x 1.1.x 2018 年 4 月 16 日 2020 年 4 月 16 日 2021 年 4 月 16 日
4.0.x 1.0.x 2017 年 11 月 28 日 2019 年 11 月 28 日 2020 年 11 月 28 日
3.3.x 0.11.0.x 2017 年 8 月 1 日 2019 年 8 月 1 日 2020 年 8 月 1 日
3.2.x 0.10.2.x 2017 年 3 月 2 日 2019 年 3 月 2 日 2020 年 3 月 2 日
3.1.x 0.10.1.x 2016 年 11 月 15 日 2018 年 11 月 15 日 2019 年 11 月 15 日
3.0.x 0.10.0.x 2016 年 5 月 24 日 2018 年 5 月 24 日 2019 年 5 月 24 日
2.0.x 0.9.0.x 2015 年 12 月 7 日 2017 年 12 月 7 日 2018 年 12 月 7 日
1.0.0 -- 2015 年 2 月 25 日 2017 年 2 月 25 日 2018 年 2 月 25 日
  • サポート終了日は、6.2.x などのマイナーバージョンにのみ適用されます。メンテナンスバージョンは、マイナーバージョンと同じ 2 年間のライフサイクルに従います。たとえば、Confluent Platform 3.3.4 のサポート終了日は 2020 年 8 月 1 日です。

  • 標準ではサポートポリシーは 2 年間です。Platinum Support 契約ではサポート期間が 1 年間延長されます。

  • Platinum Support では、Confluent for Kubernetes (CFK)/ Operator のサポート期間は延長されません。

    Platinum Support 契約は、次の条件が両方とも満たされた場合に、CFK / Operator によってデプロイされた Confluent Platform コンポーネントに適用できます。

    • 現在サポートされているバージョンの CFK / Operator を使用している。サポートされているバージョンの CFK を確認してください。
    • 使用したいバージョンの Confluent Platform が、現在サポートされているバージョンの CFK / Operator と互換性がある。
  • Confluent Platform の各バージョンには、その特定の Confluent Platform バージョンでのみ互換性がある複数のコンポーネントサービスが含まれています。例外として、バージョンをまたいで使用できるクライアントや Confluent Control Center などがあります。Confluent Platform に含まれるすべてのサービスがサポートされています。たとえば、Apache Kafka® やそのサブコンポーネントである Kafka ブローカー、Apache ZooKeeper™、Java および Scala クライアント、Kafka Streams、Kafka Connect などが含まれます。

プレビューリリース

このドキュメントで「プレビュー」ステータスと指定されている機能は、本稼働環境での使用を意図したものではありません。これらの機能は、評価用、本稼働環境以外でのテスト用、あるいは Confluent にフィードバックを提供する目的に限って使用できます。

Confluent では、Confluent サポートポータル を使用してプレビュー機能に関する質問や提案を送信することを推奨しています。

Confluent のサポートポリシーでは、プレビュー機能は "サポート対象ソフトウェア" ではありません。

また Confluent は、プレビューのユーザーエクスペリエンスと API に対して、本稼働環境での使用を目的としてリリースされる前に変更を加える可能性があります。

オペレーティングシステム

Confluent Platform および クライアント は以下のオペレーティングシステムをサポートします。

オペレーティングシステム 6.2.x 6.1.x 6.0.x 5.5.x 5.4.x 5.3.x 5.2.x 5.1.x 5.0.x 4.1.x 4.0.x 3.3.x
RHEL/CentOS 6.x(非推奨) × × ×
RHEL/CentOS 7.x
RHEL/CentOS 8.x × × × × × × × × ×
Debian 8 × × ×
Debian 9 × × × × × ×
Ubuntu 14.04 LTS(非推奨) × × ×
Ubuntu 16.04 LTS
Ubuntu 18.04 LTS × × × × × ×
Windows

Confluent Platform では、Windows は現在サポートされていません。

C/C++.NET クライアントでは、Windows 8.1 以降と Windows 2016 以降がサポートされています。

macOS
macOS 10.14 以降は、テストおよび開発目的でのみサポートされています。
ファイルディスクリプタ
Kafka のファイルディスクリプタ要件については、「ファイルディスクリプタと mmap」を参照してください。
ulimit

Control Center では、多くの RocksDB ファイルを開く必要があります。ulimit -n コマンドを使用して、開いているファイルの数の ulimit を最小値の 16384 に設定します。

その他の Confluent Platform コンポーネント、特に Schema Registry と Replicator では、ulimit を OS のデフォルトのままにしておくことができます。

TLS を使用する RHEL

TLS 暗号化を使用する RHEL8 に Confluent Platform をインストールする場合は、各コンポーネントに DH キーサイズ Java 仮想マシンパラメーターを追加する必要があります。詳細については、『 Strong crypto defaults in RHEL 8 and deprecation of weak crypto algorithms』を参照してください。

以下のコンポーネントレベルの環境変数を引数に設定します。

  • Control Center: CONTROL_CENTER_OPTS=-Djdk.tls.ephemeralDHKeySize=2048
  • Schema Registry: SCHEMA_REGISTRY_OPTS=-Djdk.tls.ephemeralDHKeySize=2048
  • Kafka、ZooKeeper、および Connect: KAFKA_OPTS=-Djdk.tls.ephemeralDHKeySize=2048
  • REST Proxy: KAFKAREST_OPTS=-Djdk.tls.ephemeralDHKeySize=2048
  • ksqlDB: KSQL_OPTS=-Djdk.tls.ephemeralDHKeySize=2048

Confluent Control Center

Confluent Control Center は、互換性があるバージョンの Confluent Platform で使用できます。

Confluent Control Center Confluent Platform
6.2.x 3.3.x から 6.2.x
6.1.x 3.3.x から 6.1.x
6.0.x 3.3.x から 6.0.x
5.5.x 3.3.x から 5.5.x
5.4.x 3.3.x から 5.4.x
5.3.x 3.3.x から 5.3.x
5.2.x 3.2.x から 5.2.x
5.1.x 3.2.x から 5.1.x
5.0.x 3.2.x から 5.0.x
4.1.x 3.2.x から 4.1.x
4.0.x 3.2.x から 4.0.x
3.3.x 3.2.x から 3.3.x
3.2.x 3.2.x
3.1.x 3.1.x
3.0.x 3.0.x

Confluent CLI

Confluent CLI は、互換性があるバージョンの Confluent Platform で使用できます。

Confluent Platform Confluent CLI
6.2.x 1.30.0 から 1.43.0
6.1.x 1.22.0 から 1.43.0
6.0.x 1.11.0 から 1.43.0
5.5.x 0.265.0 から 1.7.0
5.4.x 0.218.0 から 0.264.0
5.3.x 0.130.0 から 0.145.0
5.2.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ
5.1.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ
5.0.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ
4.1.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ
4.0.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ
3.3.x Confluent Platform パッケージに含まれる CLI のみ

Java

このバージョンの Confluent Platform では Java 8 および Java 11 がサポートされています。

Confluent Platform 5.0 以降では、最低限必要なバージョンは Java 8 です。Java 7 以前のバージョンはサポートされなくなりました。

Java の最新バージョンのパッチリリースを使用して、セキュリティに関する既知の脆弱性に必ず対処してください。

HDFS コネクター は Java 11 をサポートしていないことに注意してください。これは、バージョン 11 の Java が HDFS ライブラリでサポートされていないためです。

Java 9 および 10 は短期のラピッドリリースバージョンであるため、Confluent Platform ではサポートされていません。

Java バージョンの詳細については、『Java バージョン履歴』を参照してください。

完全な JDK を使用して、Confluent サポートのトラブルシューティングを支援したり、Confluent Platform で問題が発生した際により適切なサポートを提供したりすることをお勧めします。

OpenJDK、Zulu OpenJDK、Oracle が Confluent Platform でサポートされています。

複数の JDK がインストールされている場合、「Confluent CLI の Java バージョン要件」も参照してください。

ksqlDB

Confluent Platform ksqlDB は、互換性があるバージョンの Confluent Platform および Kafka で使用できます。

Confluent Platform ksqlDB Confluent Platform Kafka
6.2.x 3.3.0 以降 0.11.0 およびそれ以降
6.1.x 3.3.0 以降 0.11.0 およびそれ以降
6.0.x 3.3.0 以降 0.11.0 およびそれ以降
5.5.x 3.3.0 以降 0.11.0 およびそれ以降
5.4.x 3.3.0 以降 0.11.0 およびそれ以降

Confluent Platform をインストールすると、特定のバージョンの ksqlDB スタンドアロンがインストールされます。以下の表に、Confluent Platform の各バージョンに付属している ksqlDB スタンドアロンのバージョンを示します。

Confluent Platform ksqlDB スタンドアロン
6.2.x 0.17.0
6.1.x 0.14.0
6.0.x 0.10.2
5.5.x 0.7.1

Scala

Confluent Platform Scala for Packages and Docker Scala for Maven JARs
6.2.x 2.13 2.12, 2.13
6.1.x 2.13 2.12, 2.13
6.0.x 2.13 2.12, 2.13
5.5.x 2.11, 2.12 2.11, 2.12
5.4.x 2.11, 2.12 2.11, 2.12
5.3.x 2.11, 2.12 2.11, 2.12
5.2.x 2.11, 2.12 2.11, 2.12
5.1.x 2.11 2.11
5.0.x 2.11 2.11
4.1.x 2.11 2.11
4.0.x 2.11 2.11
3.3.x 2.11 2.11
3.2.x 2.10, 2.11 2.10, 2.11
3.1.x 2.10, 2.11 2.10, 2.11
3.0.x 2.10, 2.11 2.10, 2.11
2.0.x 2.10, 2.11 2.10, 2.11
1.0.0 2.10, 2.11 2.10, 2.11

ZooKeeper

Confluent Platform ZooKeeper
6.2.x 3.4.10 から 3.5.9(3.5.9 推奨)
6.1.x 3.4.10 から 3.5.8(3.5.8 推奨)
6.0.x 3.4.10 から 3.5.8(3.5.8 推奨)
5.5.x 3.4.10 から 3.5.8(3.5.8 推奨)
5.4.x 3.4.10 から 3.5.8(3.5.8 推奨)
5.3.x 3.4.10 から 3.4.14(3.4.14 推奨)
5.2.x 3.4.10 から 3.4.13(3.4.13 推奨)
5.1.x 3.4.10 から 3.4.13(3.4.13 推奨)
5.0.x 3.4.10 から 3.4.13(3.4.13 推奨)
4.1.x 3.4.10
4.0.x 3.4.10
3.3.x 3.4.10
3.2.x 3.4.6 から 3.4.9
3.1.x 3.4.6 から 3.4.8
3.0.x 3.4.6

Confluent Platform 5.4.x、5.5.x、6.0.x、6.1.x、および 6.2.x では、ZooKeeper 3.5.6 以降を使用して ZooKeeper への TLS 接続を構成します。

コンポーネントセキュリティ

Kafka

セキュリティ機能 Confluent Platform
監査ログ 2.0.x 以降
SASL/PLAIN による認証 3.0.x 以降
SASL/Kerberos および SASL/PLAIN による認証 2.0.x 以降
SASL/SCRAM による認証 3.1.x 以降
認可(アクセス制御リスト) 2.0.x 以降
セキュリティ保護された ZooKeeper との統合 2.0.x 以降
SSL Wire 暗号化 2.0.x 以降

Kafka Connect クライアント

セキュリティ機能 Confluent Platform
セキュアな Kafka ブローカーによる認証と暗号化 2.0.x 以降

Apache Kafka Streams クライアント

セキュリティ機能 Confluent Platform
セキュアな Kafka ブローカーによる認証と暗号化 3.0.x 以降

Apache ZooKeeper™

セキュリティ機能 Confluent Platform
SASL/Kerberos および SASL/PLAIN による認証 2.0.x 以降
認可(アクセス制御リスト) 2.0.x 以降

Confluent Control Center

セキュリティ機能 Confluent Platform
HTTPS 3.0.x 以降

セキュアな Kafka ブローカーによる認証と暗号化:

  • HTTP 基本認証を使用したユーザーログイン
3.0.x 以降

REST Proxy

セキュリティ機能 Confluent Platform
セキュアな Kafka ブローカーによる認証と暗号化 3.1.x 以降
REST クライアントのための HTTPS(SSL) 3.0.x 以降

Schema Registry

セキュリティ機能 Confluent Platform
セキュアな Kafka ブローカーによる認証と暗号化 3.0.x 以降
REST クライアントのための HTTPS(SSL) 3.0.x 以降

クライアント

クライアント システム要件
.NET
  • ターゲットフレームワーク net451 および netstandard1.3
  • .NET Framework 4.5.1 および .NET Core 1.0 以降でサポートされます。
  • Mono ではサポートされません。
C/C++
  • ビルドツールチェーンが、C99 および C++98 以降をサポートする必要があります。
Golang
  • Golang 1.7 以降。
  • ビルドツールチェーンが、CGo および C99 以降をサポートする必要があります。
  • Windows ではサポートされていません。
Python
  • Python 2.7 以降。
  • Windows がサポートされます。
Java
JMS クライアント

コネクター

Refer to individual connector documentation for Confluent Platform interoperability information. See Supported Connectors for a list of supported connectors.

クロスコンポーネントの互換性

Kafka Connect ワーカー

Confluent Platform 3.1 以前
Kafka Connect ワーカーは Kafka ブローカー以下のバージョンでなければなりません(つまり、まずブローカーをアップグレードしてください)。
Confluent Platform 3.2 およびそれ以降
Confluent Platform 3.2 以降に組み込まれている Kafka Connect ワーカーは、Confluent Platform 3.0 以降に組み込まれているすべての Kafka ブローカーと互換性があります。

Kafka Java クライアント

Confluent Platform 3.1 以前
Kafka Java クライアントは Kafka ブローカー以下のバージョンでなければなりません(つまり、まずブローカーをアップグレードしてください)。サポートされている Kafka Java クライアントの最小バージョンは 0.8 です。
Confluent Platform 3.2 およびそれ以降
Confluent Platform 3.2 (Kafka バージョン 0.10.2)以降に含まれる Kafka Java クライアントは、Confluent Platform 3.0 以降に含まれるすべての Kafka ブローカーと互換性があります。

Kafka Streams クライアント

Kafka Streams クライアントと Kafka ブローカー間のバージョンの互換性については、「Kafka Streams 互換性マトリックス」を参照してください。

データの自動バランス調整

Confluent Platform 3.1.x ブローカー以降と互換性があります。ディスク空き領域の保護には、Confluent Platform 3.2.x 以降が必要です。

Confluent C、C++、Python、Go、.NET

Confluent の Java 以外のクライアントのすべてのバージョンは、Confluent Platform のすべてのバージョンと互換性があります。

Schema Registry

Confluent Platform 3.1 以前
Schema Registry は Kafka ブローカー以下のバージョンでなければなりません(つまり、まずブローカーをアップグレードしてください)。
Confluent Platform 3.2 およびそれ以降
Confluent Platform 3.2 以降に組み込まれている Schema Registry は、Confluent Platform 3.0 以降に組み込まれているすべての Kafka ブローカーと互換性があります。

Replicator

データ転送では、Replicator は Java クライアントと同じ互換性マトリックスを維持します。詳細については、「Kafka Java クライアント」を参照してください。ただし、一部の Replicator 機能には以下のような異なる互換性要件があります。

  • スキーマ変換では、送信元クラスターと送信先クラスターの両方で Confluent 5.2.0 以降が実行されている必要があります。
  • オフセット変換では、送信元クラスターと送信先クラスターの両方で Confluent 5.1.0 以降が実行されている必要があります。
  • トピックの自動作成と構成の同期を行うには、送信先クラスターが送信元クラスターよりも新しいバージョンである必要があります。

REST Proxy

Confluent Platform 3.1 以前
REST Proxy は Kafka ブローカー以下のバージョンでなければなりません(つまり、まずブローカーをアップグレードしてください)。
Confluent Platform 3.2 およびそれ以降
Confluent Platform 3.2 以降に組み込まれている REST Proxy は、Confluent Platform 3.0 以降に組み込まれているすべての Kafka ブローカーと互換性があります。

オーケストレーションツール

Kubernetes

サポートされている Kubernetes 環境の詳細については、Kubernetes 用 Confluent がサポートされる環境 を参照してください。

Kubernetes 用の Confluent

以下の表に、Confluent Platform、Kubernetes 用の Confluent(CFK)、および Kubernetes のバージョンの互換性を示します。

CFK バージョン 互換性がある Confluent Platform バージョン 互換性がある Kubernetes バージョン リリース日 サポート終了日
2.2.x 6.2.x、7.0.x 1.17 ~ 1.22(OpenShift 4.6 ~ 4.9) 2021 年 11 月 3 日 2022 年 11 月 3 日
2.1.x 6.0.x、6.1.x、6.2.x 1.17 ~ 1.22(OpenShift 4.6 ~ 4.9) 2021 年 10 月 12 日 2022 年 10 月 12 日
2.0.x 6.0.x、6.1.x、6.2.x 1.15 - 1.20 2021 年 5 月 12 日 2022 年 5 月 12 日

Platinum Support では、Confluent for Kubernetes (CFK)/ Operator のサポート期間は延長されません。

Platinum Support 契約は、次の条件が両方とも満たされた場合に、CFK / Operator によってデプロイされた Confluent Platform コンポーネントに適用できます。

  • 現在サポートされているバージョンの CFK / Operator を使用している。
  • 使用したいバージョンの Confluent Platform が、現在サポートされているバージョンの CFK / Operator と互換性がある。

以下の表に、CFK でサポートされている Confluent Platform 機能をまとめています。

Confluent Platform 6.2.4 の機能 CFK 2.1 での可用性
Kafka ブローカー 使用可能、Confluent Server を介してのみ
ZooKeeper 使用可能
Schema Registry 使用可能
REST Proxy 使用可能
ksqlDB 使用可能
Connect 使用可能 [1]
Control Center 使用可能
Replicator 使用可能
セキュリティ: ロールベースアクセス制御 使用可能 [2]
セキュリティ: 認証 使用可能 [3]
セキュリティ: ネットワーク暗号化 使用可能
構造化監査ログ 使用可能 [4]
MDS ベースのアクセス制御リスト(ACL) 使用可能
ZooKeeper ベースの ACL 使用可能
機密性の保持 使用可能 [5]
スキーマ検証 使用可能
FIPS 使用不可
マルチリージョンクラスター 使用不可
階層型ストレージ 使用可能
Self-Balancing Clusters 使用可能
Auto Data Balancer Self-Balancing Clusters の使用
ZooKeeper SSL 使用不可
Confluent REST API 使用可能
クラスターレジストリ 使用不可
Cluster Linking(プレビュー) 使用可能
Health+ 使用可能
  • [1] Connect ワーカーポッドのファイル共有はマウントできません。
  • [2] 新規インストールでのみ利用できます。
  • [3] Kafka 認証では、SASL/Plain および mTLS をサポートします。Kerberos と SASL/Scram はサポートしません。
  • [4] Kafka および ZooKeeper 構成のオーバーライド でサポートされています。構成のオーバーライドで設定する必要があるプロパティについては、「プロパティファイルを使用した監査ログの構成」を参照してください。一元管理された監査ログはサポートされていません。
  • [5] CFK では Confluent の機密性の保持は使用できません。Kubernetes シークレットが統合されています。

Confluent Operator

以下の表に、Confluent Platform、Confluent Operator、および Kubernetes のバージョンの互換性を示します。

Operator バージョン 互換性がある Confluent Platform バージョン 互換性がある Kubernetes バージョン リリース日 サポート終了日
1.7.x 6.0.x、6.1.x 1.16 - 1.19 2021 年 2 月 9 日 2022 年 4 月 24 日
1.6.x 5.5.x、6.0.x 1.15 - 1.18 2020 年 9 月 24 日 2021 年 9 月 24 日
1.5.x 5.5.x 1.13 - 1.18 2020 年 4 月 24 日 2022 年 4 月 24 日 [1]
1.4.x 5.4.x 1.11 - 1.15 2020 年 1 月 22 日 2021 年 1 月 22 日 [2]
1.3.x 5.3.x 1.9 - 1.15 2019 年 7 月 31 日 2020 年 7 月 31 日 [3]
  • [1] 可能であれば、Operator 1.5.x のベストエフォート方式のサポートが 2022 年 4 月 24 日まで提供されます。
  • [2] 可能であれば、Operator 1.4.x のベストエフォート方式のサポートが 2022 年 1 月 22 日まで提供されます。
  • [3] 可能であれば、Operator 1.3.x のベストエフォート方式のサポートが 2021 年 7 月 31 日まで提供されます。

Ansible

Confluent は Ansible Playbook を提供しており、従来の VM やベアメタルインフラストラクチャで Confluent Platform を簡単に構成してデプロイすることができます。詳細については、Ansible のドキュメント を参照してください。

Ansible 2.9 以降が必要となります。

以下の表に、Ansible Playbooks for Confluent Platform でサポートされている Confluent Platform 機能をまとめています。

Confluent Platform 6.2 の機能 Ansible Playbooks for Confluent Platform 6.2 での可用性
Kafka ブローカー 使用可能
ZooKeeper 使用可能
Schema Registry 使用可能
REST Proxy 使用可能
ksqlDB 使用可能
Connect 使用可能
Control Center 使用可能 [1]
Replicator 使用可能 [2]
セキュリティ: 認証 使用可能
セキュリティ: ロールベースアクセス制御(RBAC) 使用可能 [3]
セキュリティ: ネットワーク暗号化 使用可能
構造化監査ログ 使用可能
MDS ベースのアクセス制御リスト(ACL) 使用可能 [4]
ZooKeeper ベースの ACL 使用不可
機密性の保持 使用可能 [5]
スキーマ検証 使用可能
FIPS 使用可能
マルチリージョンクラスター 使用可能
階層型ストレージ(プレビュー) 使用可能
Self-Balancing Clusters 使用可能
Auto Data Balancer 使用不可
ZooKeeper SSL 使用可能
Confluent REST API 使用可能
Health+ 使用可能
クラスターレジストリ 使用可能
Cluster Linking(プレビュー) 使用可能
  • [1] 複数の Kafka クラスターをモニタリングするように Control Center を構成することはできません。
  • [2] 送信元または送信先のクラスターで RBAC を有効にすることはできません。
  • [3] 新規インストールでのみ利用できます。複数の Kafka クラスターにわたる RBAC の一元管理をサポートしています。
  • [4] 新規インストールでのみ利用できます。複数の Kafka クラスターにわたる ACL の一元管理はサポートされていません。
  • [5] ZooKeeper 構成の機密性の保持はサポートされていません。

"使用不可" とマークされた機能は、Ansible Playbooks for Confluent Platform の範囲外で手動で構成できます。ハイブリッドインストールのアプローチを採用する場合は、Confluent のドキュメント で該当するインストールドキュメントを参照し、Ansible インストールと手動インストールが混在するインストールパスがサポートされていることを確認してください。

Docker

Kubernetes のような上位レベルのコンテナーオーケストレーションシステムを使用していない場合、Confluent Platform Docker イメージ を Docker で直接使用できます。Docker イメージを使用するには、サポートされているオペレーティングシステム 上で動作する Docker バージョン 1.11 以降が必要です。

リリース Docker イメージ オペレーティングシステム Zulu OpenJDK バージョン Python バージョン Scala バージョン
6.2.x cp-base-new RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-control-center RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect-base RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-cli RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator-executable RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-rest RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-schema-registry RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
6.1.x cp-base-new RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-control-center RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect-base RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-cli RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator-executable RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-rest RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-schema-registry RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
6.0.x cp-base-new RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-control-center RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-kafka RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-connect-base RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-cli RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-ksqldb-server RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-enterprise-replicator-executable RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-kafka-rest RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
cp-schema-registry RHEL UBI 8 11.0.9.1 3.6.8 2.13
5.5.x cp-base-new Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-control-center Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-server Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-kafka Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-connect Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-connect-base Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-replicator Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-replicator-executable Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-rest Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-schema-registry Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-ksqldb-cli Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-ksqldb-server Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-base-new RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-control-center RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-server RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-kafka RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-connect RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-connect-base RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-ksqldb-cli RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-ksqldb-server RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-replicator RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-replicator-executable RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-rest RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-schema-registry RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
5.4.x cp-base-new Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-control-center Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-server Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-kafka Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-connect Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-connect-base Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-replicator Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-enterprise-replicator-executable Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-kafka-rest Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-schema-registry Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-ksqldb-cli Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-ksqldb-server Debian 8(非推奨) 8.38.0.13 2.7.9 2.12
cp-base-new RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-control-center RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-server RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-kafka RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-connect RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-connect-base RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-ksqldb-cli RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-ksqldb-server RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-replicator RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-enterprise-replicator-executable RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-kafka-rest RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12
cp-schema-registry RHEL UBI 8 8.40.0.25 3.6.8 2.12

重要

2020 年 7 月 1 日以降、Debian 8 または 9 オペレーティングシステムをベースとする Confluent Platform Docker イメージは利用できなくなります。

DC/OS

  • Confluent は D2iQ と提携して Confluent Platform 用の DC/OS パッケージを提供しています。これについてはテストと評価が行われ、お客様へのデプロイに成功しています。標準以外の構成を必要とするシナリオがいくつかあります。DC/OS 上にデプロイする予定がある場合は、Confluent サポート にお問い合わせください。
  • DC/OS バージョン 1.11、1.12、および 1.13 には、Confluent Platform の認定パッケージがあります。
  • コアとなる Kafka ブローカーおよび ZooKeeper サービスを除くすべての Confluent サービスは、Marathon が管理する Docker コンテナーとしてデプロイされます。DC/OS のバージョン間でのサポートの違いはほとんどありません。

詳細については、Mesosphere DC/OS ドキュメント を参照してください。

ウェブブラウザー

Confluent Control Center および Confluent Cloud では、以下のウェブブラウザーがサポートされています。

ブラウザー サポートされるバージョン
Apple Safari 最新の安定バージョン
Google Chrome 最新の安定バージョン
Mozilla Firefox 最新の安定バージョン