Docker のログ記録の構成¶
log4j ログレベル¶
デフォルトのログレベルを変更したり、新しいログレベルを追加したりするには、以下の手順を実行します。
{COMPONENT}_LOG4J_ROOT_LOGLEVEL
を変更して、rootLogger
のログレベルを変更します。{COMPONENT}_LOG4J_LOGGERS
環境変数を使用して、デフォルトロガーを追加またはオーバーライドします。この変数は、ロガー構成のコンマ区切り値を受け入れます。たとえば、コントローラーおよびリクエストロガーのログレベルをオーバーライドするには、KAFKA_LOG4J_LOGGERS="kafka.controller=WARN,kafka.foo.bar=DEBUG"
を使用します。- ツールのログレベルを変更するには、
{COMPONENT}_LOG4J_TOOLS_ROOT_LOGLEVEL
を使用します。
ログレベルを変更するコンポーネントの {COMPONENT}
を以下のように置き換えます。
コンポーネント | {COMPONENT} |
---|---|
ZooKeeper | ZOOKEEPER |
Kafka | KAFKA |
Confluent Control Center | CONTROL_CENTER |
スキーマレジストリ | SCHEMA_REGISTRY |
REST Proxy | KAFKA_REST |
Kafka Connect | CONNECT |
ksqlDB | KSQL |
Kafka のログレベルを変更するコマンドの例を以下に示します。
docker run -d \
--name=kafka-log-example \
--net=host \
-e KAFKA_BROKER_ID=1 \
-e KAFKA_ZOOKEEPER_CONNECT=localhost:32181/jmx \
-e KAFKA_ADVERTISED_LISTENERS=PLAINTEXT://localhost:39092 \
-e KAFKA_JMX_PORT=39999 \
-e KAFKA_LOG4J_LOGGERS="kafka.controller=WARN,kafka.foo.bar=DEBUG" \
-e KAFKA_LOG4J_ROOT_LOGLEVEL=WARN \
-e KAFKA_TOOLS_LOG4J_LOGLEVEL=ERROR \
-e KAFKA_OFFSETS_TOPIC_REPLICATION_FACTOR=1 \
confluentinc/cp-kafka:6.1.5