Proactive Support¶
Proactive Support は、Confluent Platform デプロイメントのパフォーマンスおよび構成データの継続的なリアルタイム解析を提供します。Proactive Support は、この解析に基づいて通知を送信することにより、問題が重大になる前に、環境の潜在的な問題についてユーザーに警告します。また、Confluent サポートチームは、収集されたメタデータを使用して、デプロイメントのパフォーマンスや使用量に関連するサポートエクスペリエンスを向上し、サポートの問題解決を迅速化します。
- 前提条件
- Confluent Platform 6.0+
- テレメトリ の有効化
通知のサブスクライブ¶
Proactive Support Overview ページに移動し、新しい通知契約プランを作成して、Confluent Cloud UI での通知をサブスクライブします。指定した連携先(Slack、メールなど)に通知を送信するか、または汎用 Webhook に通知を送信して、カスタムアプリケーションと連携することができます。
Webhook¶
Webhook を使用してカスタムアプリケーションに通知を送信する場合は、Webhook ペイロード用の以下の JSON スキーマを想定します。
{
id: string [required]
rule_id: string [required]
severity: string [ENUM: INFO, WARN, CRITICAL, ERROR] [required]
status: string [ENUM: RAISED/CLEAR] [required]
title: varchar[40]
message: string
created_at: string
}
以下は、ペイロードの例です。
{
"id": "08157a8e-4fe0-4465-9854-711144790d76",
"rule_id": "AlertRequestHandlerIdle",
"severity": "CRITICAL",
"status": "RAISED",
"title": "ClusterId:WHdCF0FZQLSPRu8vItiAaA - RequestHandler idle alert",
"message": "Cluster with ID WHdCF0FZQLSPRu8vItiAaA\n\nRequestHandlerAvgIdlePercent falls under the range 5.05 and 15.05\n\nCurrent Value = 7.05\n\nAction Recommended:\n\nSuggested Action:\n\nFurther Reading:\n\nDocumentation link\n\nQuestions? Please reach out to Confluent Support and reference this alert",
"created_at": 1600214419660
}
ルールの評価¶
Confluent は、新しい最適化が検出されると随時、新しい Proactive Support ルールを追加します。その際に、ユーザーの介入は不要です。これにより、Proactive Support を有効にした Confluent Platform デプロイメントでは、Confluent の専門知識による利点を継続的かつ確実に得ることができます。ルールの網羅的なリストは公開されていません。以下は、Proactive Support により開始される 2 つの代表的なルールです。
- RequestHandlerAvgIdlePercent < 0.3 -> WARN アラート
- NetworkProcessorAvgIdlePercent < 0.3 -> WARN アラート
Proactive Support ルールは、潜在的な問題について数分以内にユーザーに警告することを目的としており、リアルタイムで評価されます。
データの収集および処理¶
Proactive Support の用途で Confluent Telemetry Reporter を有効にした場合は、以下のタイプの情報が Confluent に送信されます。
- 各 Confluent Platform サービスの内部的なパフォーマンス統計情報
- システム使用率の統計情報
- クラスター ID
- トピック名
- ホスト名
- バージョン情報
- コネクターのタイプ
- ksqlDB アプリケーション ID
Proactive Support サービスを提供し、Confluent サポートチームによる問題の効率的かつ効果的な支援を可能にするには、このレベルのメタデータが必要となります。Confluent Platform デプロイメントのトピック内を流れるデータが収集されることはありません。
Confluent Platform デプロイメントの _confluent-telemetry-metrics
トピックから消費すると、代表的な一連のメトリクスを表示することができます。