チュートリアル: Confluent Cloud CLI¶

概要¶

このチュートリアルでは、Confluent Cloud CLI を使用して Confluent Cloud クラスターと連携する方法を説明します。ここでは、Confluent Cloud 内の実際のリソースを使用し、トピック、サービスアカウント、資格情報、ACL の作成と削除を行います。このチュートリアルのワークフローに従って、次の手順を完了します。

新しい Confluent Cloud 環境の作成
新しい Confluent Cloud クラスターの作成
ユーザー用の新しい API キー/シークレットのペアの作成
Confluent Cloud CLI によるレコードの生成と消費
API キー/シークレットのペアによる新しいサービスアカウントの作成
ACL を使用しない Java プロデューサーの実行
ACL を使用した Java プロデューサーの実行
プレフィックス付き ACL を使用した Java プロデューサーの実行
フルマネージド型 Confluent Cloud コネクターの実行
ワイルドカード ACL を使用した Java コンシューマーの実行
Confluent Cloud リソースのクリーンアップ

前提条件¶

Confluent Cloud へのアクセス
ローカルにインストールされた Confluent Cloud CLI （v1.25.0 以降）
timeout: bash スクリプトにより、一定の期間の後にコンシューマープロセスを終了するために使用されます。timeout は、ほとんどの Linux ディストリビューションで使用できますが、macOS では使用できません。macOS ユーザーの方は、「macOS の場合のインストール手順」を参照してください。
ホストにインストールされた mvn
ホストにインストールされた jq

チュートリアルの実行コスト¶

注意¶

Confluent Cloud のすべてのサンプルでは、課金される可能性のある実際の Confluent Cloud リソースを使用しています。サンプルで、新しい Confluent Cloud 環境、Kafka クラスター、トピック、ACL、サービスアカウントに加えて、コネクターや ksqlDB アプリケーションのように時間で課金されるリソースを作成する場合があります。想定外の課金を避けるために、慎重にリソースのコストを確認してから開始してください。Confluent Cloud のサンプルの実行を終了したら、サービスへの時間単位の課金を回避するためにすべての Confluent Cloud リソースを破棄し、リソースが削除されたことを確認します。

チュートリアルの実行¶

起動¶

Confluent Cloud CLI にログインします。
```
ccloud login --save
```
Copy
--save フラグにより、Confluent Cloud ログイン資格情報が ~/.netrc ファイルに保存されます。
confluentinc/examples GitHub リポジトリのクローンを作成します。
```
git clone https://github.com/confluentinc/examples.git
```
Copy
examples/ccloud/beginner-cloud/ ディレクトリに移動し、Confluent Platform リリースブランチに切り替えます。
```
cd examples/ccloud/beginner-cloud/
git checkout 6.1.5-post
```
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Confluent Cloud CLI に慣れる必要がある新規ユーザーには、チュートリアルの手順を自分で操作して完了することをお勧めします。その場合は、次のセクションにスキップしてください。または、チュートリアルの手順をすべて自動化する start.sh スクリプトでチュートリアルを最初から最後まで実行することもできます。
```
./start.sh
```
Copy

新しい Confluent Cloud 環境の作成¶

次のコマンドを実行して、新しい Confluent Cloud 環境 ccloud-stack-000000-beginner-cli を作成します。
```
ccloud environment create ccloud-stack-000000-beginner-cli -o json
```
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以下のように出力されることを確認します。
```
{
  "id": "env-5qz2q",
  "name": "ccloud-stack-000000-beginner-cli"
}
```
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出力では、環境 ID の値（この場合は env-5qz2q）が異なる場合があります。このチュートリアルでは、環境 ID、Kafka クラスター ID、API キーなどの特定の変数は一意であり、ここに示す出力とは一致しません。
次のコマンドを実行して、アクティブな環境として env-5qz2q を指定します。
```
ccloud environment use env-5qz2q
```
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以下のように出力されることを確認します。
```
Now using "env-5qz2q" as the default (active) environment.
```
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新しい Confluent Cloud クラスターの作成¶

次のコマンドを実行して、新しい Confluent Cloud クラスター demo-kafka-cluster を作成します。Kafka クラスターが使用可能になるまでに最大 5 分かかります。
```
ccloud kafka cluster create demo-kafka-cluster --cloud aws --region us-west-2
```
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ちなみに

ccloud kafka region list を実行してリストを生成すると、そこから、任意のプロバイダーまたはリージョンを選択できます。

以下のように出力されることを確認します。

+--------------+---------------------------------------------------------+
| Id           | lkc-x6m01                                               |
| Name         | demo-kafka-cluster                                      |
| Type         | BASIC                                                   |
| Ingress      |                                                     100 |
| Egress       |                                                     100 |
| Storage      |                                                    5000 |
| Provider     | aws                                                     |
| Availability | single-zone                                             |
| Region       | us-west-2                                               |
| Status       | UP                                                      |
| Endpoint     | SASL_SSL://pkc-4kgmg.us-west-2.aws.confluent.cloud:9092 |
| ApiEndpoint  | https://pkac-ldgj1.us-west-2.aws.confluent.cloud        |
+--------------+---------------------------------------------------------+
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出力では、Kafka クラスター ID の値（この場合は lkc-x6m01）と Kafka クラスターエンドポイント（この場合は pkc-4kgmg.us-west-2.aws.confluent.cloud:9092）が異なる場合があります。

次のコマンドを実行して、アクティブな Kafka クラスターとして lkc-x6m01 を指定します。
```
ccloud kafka cluster use lkc-x6m01
```
Copy

以下のように出力されることを確認します。

Set Kafka cluster "lkc-x6m01" as the active cluster for environment "env-5qz2".
Copy

ユーザー用の新しい API キー/シークレットのペアの作成¶

次のコマンドを実行して、Kafka クラスター lkc-x6m01 用のユーザーの API キー/シークレットのペアを作成します。
```
ccloud api-key create --description "Demo credentials" --resource lkc-x6m01 -o json
```
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以下のように出力されることを確認します。
```
{
   "key": "QX7X4VA4DFJTTOIA",
   "secret": "fjcDDyr0Nm84zZr77ku/AQqCKQOOmb35Ql68HQnb60VuU+xLKiu/n2UNQ0WYXp/D"
}
```
Copy
出力では、API キーの値（この場合は QX7X4VA4DFJTTOIA）と API シークレット（この場合は fjcDDyr0Nm84zZr77ku/AQqCKQOOmb35Ql68HQnb60VuU+xLKiu/n2UNQ0WYXp/D）が異なる場合があります。

Kafka クラスター lkc-x6m01 の API キー QX7X4VA4DFJTTOIA を指定します。

ccloud api-key use QX7X4VA4DFJTTOIA --resource lkc-x6m01
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出力は以下のようになります。

Set the API Key "QX7X4VA4DFJTTOIA" as the active API key for "lkc-x6m01".
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Confluent Cloud CLI によるレコードの生成と消費¶

次のコマンドを実行して、新しい Kafka トピック demo-topic-1 を作成します。
```
ccloud kafka topic create demo-topic-1
```
Copy
次のコマンドを実行して、このトピック demo-topic-1 の生成を開始します。
```
ccloud kafka topic produce demo-topic-1
```
Copy
CLI のプロンプトで 1 行に数文字ずつデータを入力します。たとえば、1 ～ 5 の数字を入力します。
```
1
2
3
4
5
```
Copy
終わったら、Ctrl + C キーを押します（"+" はキーを同時に押すことを意味します）。
次のコマンドを実行して、トピック demo-topic-1 からメッセージを消費します。フラグ -b により、コンシューマーはトピックの先頭から読み取ることができます。
```
ccloud kafka topic consume demo-topic-1 -b
```
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次のように出力されることを確認します。ラウンドロビン式パーティショナーであるため、順番どおりには出力されません。
```
Starting Kafka Consumer. ^C or ^D to exit
1
3
5
2
4
```
Copy
Ctrl + C キーを押してコンシューマーを停止します（"+" はキーを同時に押すことを意味します）。

API キー/シークレットのペアによるサービスアカウントの作成¶

次のコマンドを実行して、新しいサービスアカウントを作成します。
```
ccloud service-account create demo-app-3288 --description demo-app-3288 -o json
```
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以下のように出力されることを確認します。
```
{
   "id": 104349,
   "name": "demo-app-3288",
   "description": "demo-app-3288"
}
```
Copy
出力では、サービスアカウント ID の値（この場合は 104349）が異なる場合があります。
次のコマンドを実行して、Kafka クラスター lkc-x6m01 のサービスアカウント 104349 の API キーとシークレットを作成します。
```
ccloud api-key create --service-account 104349 --resource lkc-x6m01 -o json
```
Copy
以下のように出力されることを確認します。
```
{
  "key": "ESN5FSNDHOFFSUEV",
  "secret": "nzBEyC1k7zfLvVON3vhBMQrNRjJR7pdMc2WLVyyPscBhYHkMwP6VpPVDTqhctamB"
}
```
Copy
出力では、サービスアカウントの API キーの値（この場合は ESN5FSNDHOFFSUEV）と API シークレット（この場合は nzBEyC1k7zfLvVON3vhBMQrNRjJR7pdMc2WLVyyPscBhYHkMwP6VpPVDTqhctamB）が異なる場合があります。
新しく作成した Kafka クラスターと、サービスアカウントの API キーおよびシークレットを使用して、Confluent Cloud 接続情報でローカル構成ファイル /tmp/client.config を作成します。ブートストラップサーバーの値と、作成したばかりの資格情報を代入します。
```
sasl.mechanism=PLAIN
security.protocol=SASL_SSL
bootstrap.servers=pkc-4kgmg.us-west-2.aws.confluent.cloud:9092
sasl.jaas.config=org.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule required username='ESN5FSNDHOFFSUEV' password='nzBEyC1k7zfLvVON3vhBMQrNRjJR7pdMc2WLVyyPscBhYHkMwP6VpPVDTqhctamB';
```
Copy
Confluent Cloud クラスターの準備が整い、サービスアカウントの資格情報が登録されるまで、約 90 秒待ちます。

ACL を使用しない Java プロデューサーの実行¶

デフォルトでは、サービスアカウント用に構成された ACL はありません。つまり、サービスアカウントは、どの Confluent Cloud リソースにもアクセスできません。次のコマンドを実行して、構成された ACL がないことを確認します。
```
ccloud kafka acl list --service-account 104349
```
Copy
出力は以下のようになります。
```
  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource | Name | Type
+------------------+------------+-----------+----------+------+------+
```
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clients/cloud/java で Java プロジェクトをコンパイルします。
```
mvn  -f ../../clients/cloud/java/pom.xml compile
```
Copy
ACL を構成する前に、demo-topic-1 に対して Java プロデューサーを実行します（失敗することが想定されます）。Confluent Cloud 接続情報を含む /tmp/client.config に引数が渡されることに注意してください。
```
mvn -q -f ../../clients/cloud/java/pom.xml exec:java -Dexec.mainClass="io.confluent.examples.clients.cloud.ProducerExample" -Dexec.args="/tmp/client.config demo-topic-1" -Dlog4j.configuration=file:log4j.properties > /tmp/log.1 2>&1
```
Copy

次の例のように、org.apache.kafka.common.errors.TopicAuthorizationException がログファイル /tmp/log.1 に表示されることを確認します（このクライアントアプリケーションを許可する ACL はないため、表示されることが想定されます）。

[ERROR] Failed to execute goal org.codehaus.mojo:exec-maven-plugin:1.2.1:java (default-cli) on project clients-example: An exception occured while executing the Java class. null: InvocationTargetException: java.util.concurrent.ExecutionException: org.apache.kafka.common.errors.TopicAuthorizationException: Authorization failed. -> [Help 1]
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ACL を使用した Java プロデューサーの実行¶

次のコマンドを実行して、サービスアカウントの ACL を作成します。

ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation CREATE --topic demo-topic-1
ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic demo-topic-1
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以下のように出力されることを確認します。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |     Name     |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+--------------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | CREATE    | TOPIC    | demo-topic-1 | LITERAL

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |     Name     |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+--------------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | demo-topic-1 | LITERAL
Copy

次のコマンドを実行し、ACL が構成されていることを確認します。

ccloud kafka acl list --service-account 104349
Copy

出力は以下のようになります。ACL タイプが LITERAL であることがわかります。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |     Name     |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+--------------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | CREATE    | TOPIC    | demo-topic-1 | LITERAL
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | demo-topic-1 | LITERAL
Copy

ACL を構成した後に、demo-topic-1 に対して Java プロデューサーを実行します（成功することが想定されます）。

mvn -q -f ../../clients/cloud/java/pom.xml exec:java -Dexec.mainClass="io.confluent.examples.clients.cloud.ProducerExample" -Dexec.args="/tmp/client.config demo-topic-1" -Dlog4j.configuration=file:log4j.properties > /tmp/log.2 2>&1
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次の例に示すように、10 messages were produced to topic というメッセージがログファイル /tmp/log.2 に表示されることを確認します。

Producing record: alice        {"count":0}
Producing record: alice        {"count":1}
Producing record: alice        {"count":2}
Producing record: alice        {"count":3}
Producing record: alice        {"count":4}
Producing record: alice        {"count":5}
Producing record: alice        {"count":6}
Producing record: alice        {"count":7}
Producing record: alice        {"count":8}
Producing record: alice        {"count":9}
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 0
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 1
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 2
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 3
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 4
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 5
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 6
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 7
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 8
Produced record to topic demo-topic-1 partition [3] @ offset 9
10 messages were produced to topic demo-topic-1
Copy

ACL を削除します。

ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation CREATE --topic demo-topic-1
ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic demo-topic-1
Copy

Deleted ACLs. というメッセージが 2 件、表示されます。

プレフィックス付き ACL を使用した Java プロデューサーの実行¶

新しい Kafka トピック demo-topic-2 を作成します。
```
ccloud kafka topic create demo-topic-2
```
Copy
Created topic "demo-topic-2" というメッセージが表示されるのを確認します。
次のコマンドを実行して、プレフィックス demo-topic で始まるすべてのトピックと一致するプレフィックス付き ACL で、プロデューサー用の ACL を作成します。
```
ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation CREATE --topic demo-topic --prefix
ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic demo-topic --prefix
```
Copy

以下のように出力されることを確認します。

ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |    Name    |   Type
+------------------+------------+-----------+----------+------------+----------+
User:104349      | ALLOW      | CREATE    | TOPIC    | demo-topic | PREFIXED

ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |    Name    |   Type
+------------------+------------+-----------+----------+------------+----------+
User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | demo-topic | PREFIXED
Copy

次のコマンドを実行して、ACL が構成されていることを確認します。

ccloud kafka acl list --service-account 104349
Copy

出力は以下のようになります。ACL タイプが PREFIXED であることがわかります。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |    Name    |   Type
+------------------+------------+-----------+----------+------------+----------+
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | demo-topic | PREFIXED
  User:104349      | ALLOW      | CREATE    | TOPIC    | demo-topic | PREFIXED
Copy

新しく作成したプレフィックス付き ACL に一致する demo-topic-2 に対して Java プロデューサーを実行します。

mvn -q -f ../../clients/cloud/java/pom.xml exec:java -Dexec.mainClass="io.confluent.examples.clients.cloud.ProducerExample" -Dexec.args="/tmp/client.config demo-topic-2" -Dlog4j.configuration=file:log4j.properties > /tmp/log.3 2>&1
Copy

次の例に示すように、10 messages were produced to topic というメッセージがログファイル /tmp/log.3 に表示されることを確認します。

Producing record: alice   {"count":0}
Producing record: alice   {"count":1}
Producing record: alice   {"count":2}
Producing record: alice   {"count":3}
Producing record: alice   {"count":4}
Producing record: alice   {"count":5}
Producing record: alice   {"count":6}
Producing record: alice   {"count":7}
Producing record: alice   {"count":8}
Producing record: alice   {"count":9}
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 0
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 1
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 2
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 3
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 4
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 5
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 6
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 7
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 8
Produced record to topic demo-topic-2 partition [3] @ offset 9
10 messages were produced to topic demo-topic-2
Copy

以下のコマンドを実行して ACL を削除します。

ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation CREATE --topic demo-topic --prefix
ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic demo-topic --prefix
Copy

Deleted ACLs. というメッセージが 2 件、表示されます。

フルマネージド型 Confluent Cloud コネクターの実行¶

新しい Kafka トピック demo-topic-3 を作成します。
```
ccloud kafka topic create demo-topic-3
```
Copy
Created topic "demo-topic-3" というメッセージが表示されます。
次のコマンドを実行して、あらゆるトピックへの書き込みをサービスアカウント ID 104349 に許可します。
```
ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic '*'
```
Copy

以下のように出力されることを確認します。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource | Name |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | *    | LITERAL
Copy

次のコマンドを実行して、ACL が構成されていることを確認します。

ccloud kafka acl list --service-account 104349
Copy

出力は以下のようになります。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |  Name   |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+---------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | *       | LITERAL
Copy

Confluent Cloud 接続情報を含むローカル構成ファイル datagen_ccloud_pageviews.json を作成します。kafka.api.key および kafka.api.secret フィールドに、サービスアカウントの API キーとシークレットを代入します。以下に例を示します。

{
    "name" : "datagen_ccloud_pageviews",
    "connector.class": "DatagenSource",
    "kafka.api.key": "ESN5FSNDHOFFSUEV",
    "kafka.api.secret" : "nzBEyC1k7zfLvVON3vhBMQrNRjJR7pdMc2WLVyyPscBhYHkMwP6VpPVDTqhctamB",
    "kafka.topic" : "demo-topic-3",
    "output.data.format" : "JSON",
    "quickstart" : "PAGEVIEWS",
    "max.interval": "500",
    "iterations": "1000000000",
    "tasks.max" : "1"
}
Copy

以下のコマンドを使用して、前の手順で作成した構成ファイルで、Confluent Cloud にマネージド型コネクターを作成します。
```
ccloud connector create --config datagen_ccloud_pageviews.json
```
Copy
出力は以下のようになります。
```
Created connector datagen_ccloud_pageviews lcc-zno83
```
Copy
コネクターのプロビジョニングに最大で 5 分かかります。以下のコマンドを実行して、コネクターのステータスをチェックします。
```
ccloud connector list
```
Copy
出力は次のようになります。
```
     ID     |           Name            |    Status    |  Type  | Trace
+-----------+---------------------------+--------------+--------+-------+
  lcc-zno83 | datagen_ccloud_pageviews  | PROVISIONING | source |
```
Copy
Status が RUNNING になったら、次の手順に進むことができます。

ワイルドカード ACL を使用した Java コンシューマーの実行¶

次のコマンドを実行することで、ワイルドカードを使用してコンシューマーの ACL を作成します。

ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation READ --consumer-group demo-beginner-cloud-1
ccloud kafka acl create --allow --service-account 104349 --operation READ --topic '*'
Copy

以下のように出力されることを確認します。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |         Name          |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+-----------------------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | READ      | GROUP    | demo-beginner-cloud-1 | LITERAL

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource | Name |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | READ      | TOPIC    | *    | LITERAL
Copy

次のコマンドを実行して、ACL が構成されていることを確認します。

ccloud kafka acl list --service-account 104349
Copy

出力は以下のようになります。

  ServiceAccountId | Permission | Operation | Resource |         Name          |  Type
+------------------+------------+-----------+----------+-----------------------+---------+
  User:104349      | ALLOW      | WRITE     | TOPIC    | *                     | LITERAL
  User:104349      | ALLOW      | READ      | TOPIC    | *                     | LITERAL
  User:104349      | ALLOW      | READ      | GROUP    | demo-beginner-cloud-1 | LITERAL
Copy

datagen_ccloud_pageviews コネクターによって登録された demo-topic-3 から Java コンシューマーを実行し、完了するまで 15 秒待ちます。

timeout 15s mvn -q -f ../../clients/cloud/java/pom.xml exec:java -Dexec.mainClass="io.confluent.examples.clients.cloud.ConsumerExamplePageviews" -Dexec.args="/tmp/client.config demo-topic-3" -Dlog4j.configuration=file:log4j.properties > /tmp/log.4 2>&1
Copy

次の例に示すように、Consumed record with というメッセージがログファイル /tmp/log.4 に表示されることを確認します。

Consumed record with key 71 and value {"viewtime":71,"userid":"User_6","pageid":"Page_11"}
Consumed record with key 51 and value {"viewtime":51,"userid":"User_7","pageid":"Page_24"}
Consumed record with key 31 and value {"viewtime":31,"userid":"User_7","pageid":"Page_68"}
Consumed record with key 81 and value {"viewtime":81,"userid":"User_5","pageid":"Page_25"}
Consumed record with key 41 and value {"viewtime":41,"userid":"User_2","pageid":"Page_88"}
Consumed record with key 91 and value {"viewtime":91,"userid":"User_2","pageid":"Page_74"}
Copy

次のコマンドを実行して、ACL を削除します。

ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation READ --consumer-group demo-beginner-cloud-1
ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation READ --topic '*'
Copy

Deleted ACLs. というメッセージが 2 件、表示されます。

Docker を停止します。
```
docker-compose down
```
Copy

次のように出力されることを確認します。

Stopping connect-cloud ... done
Removing connect-cloud ... done
Removing network beginner-cloud_default
Copy

ACL を削除します。
```
ccloud kafka acl delete --allow --service-account 104349 --operation WRITE --topic '*'
```
Copy
前の各コマンドを実行した後に、Deleted ACLs. というメッセージが表示されます。

Confluent Cloud リソースのクリーンアップ¶

次の手順を完了してマネージド型コネクターを削除します。
1. コネクター ID を見つけます。
```
ccloud connector list
```
  Copy
  次のように表示されます。コネクター ID（この場合は lcc-zno83）を見つけます。
```
     ID     |           Name           | Status  |  Type  | Trace
+-----------+--------------------------+---------+--------+-------+
  lcc-zno83 | datagen_ccloud_pageviews | RUNNING | source |
```
  Copy
2. 前の手順のコネクター ID を参照してコネクターを削除します。
```
ccloud connector delete lcc-zno83
```
  Copy
  Deleted connector "lcc-zno83". が表示されます。
次のコマンドを実行してサービスアカウントを削除します。
```
ccloud service-account delete 104349
```
Copy
次の手順を完了して、すべての Kafka トピックを削除します。
1. demo-topic-1 を削除します。
```
ccloud kafka topic delete demo-topic-1
```
  Copy
  Deleted topic "demo-topic-1" というメッセージが表示されます。
2. demo-topic-2 を削除します。
```
ccloud kafka topic delete demo-topic-2
```
  Copy
  Deleted topic "demo-topic-2" というメッセージが表示されます。
3. demo-topic-3 を削除します。
```
ccloud kafka topic delete demo-topic-3
```
  Copy
  Deleted topic "demo-topic-3" というメッセージが表示されます。

以下のコマンドを実行して API キーを削除します。

ccloud api-key delete ESN5FSNDHOFFSUEV
ccloud api-key delete QX7X4VA4DFJTTOIA
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Kafka クラスターを削除します。
```
ccloud kafka cluster delete lkc-x6m01
```
Copy
環境を削除します。
```
ccloud environment delete env-5qz2q
```
Copy
Deleted environment "env-5qz2q" が表示されます。

チュートリアルが途中で終了した場合は、再度サンプルを実行しようとすると、次のエラーメッセージが表示されることがあります（ccloud environment create ccloud-stack-000000-beginner-cli）。

Error: 1 error occurred:
   * error creating account: Account name is already in use

Failed to create environment ccloud-stack-000000-beginner-cli. Please troubleshoot and run again
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この場合は、次のスクリプトを実行して、サンプルのトピック、Kafka クラスター、環境を削除してください。

./cleanup.sh
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高度な使用方法¶

サンプルのスクリプトで提供される変数を使用して、デフォルトの Kafka クラスター名、クラウドプロバイダー、リージョンを変更できます。以下に例を示します。

CLUSTER_NAME=my-demo-cluster CLUSTER_CLOUD=aws CLUSTER_REGION=us-west-2 ./start.sh
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変数とそのデフォルト値は、次のとおりです。

変数	デフォルト
`CLUSTER_NAME`	demo-kafka-cluster
`CLUSTER_CLOUD`	aws
`CLUSTER_REGION`	us-west-2

その他のリソース¶

Confluent Cloud 使用時の Kafka クライアントアプリケーションの構成、モニタリング、最適化を行うためのガイドが必要な場合は、「Confluent Cloud でのクライアントアプリケーションの開発」を参照してください。
その他の Confluent Cloud のサンプルを参照してください。
Apache Kafka® クライアントアプリケーションおよび Confluent Cloud メトリクスをモニタリングする方法の例と、さまざまな失敗のシナリオが指定したメトリクスにどのように影響するかを確認する手順については、「Confluent Cloud に接続する Apache Kafka® クライアント用の Observability のデモ」を参照してください。

チュートリアル: Confluent Cloud CLI¶

概要¶

前提条件¶

チュートリアルの実行コスト¶

注意¶

Confluent Cloud のプロモーションコード¶

チュートリアルの実行¶

起動¶

新しい Confluent Cloud 環境の作成¶

新しい Confluent Cloud クラスターの作成¶

ユーザー用の新しい API キー/シークレットのペアの作成¶

Confluent Cloud CLI によるレコードの生成と消費¶

API キー/シークレットのペアによるサービスアカウントの作成¶

ACL を使用しない Java プロデューサーの実行¶

ACL を使用した Java プロデューサーの実行¶

プレフィックス付き ACL を使用した Java プロデューサーの実行¶

フルマネージド型 Confluent Cloud コネクターの実行¶

ワイルドカード ACL を使用した Java コンシューマーの実行¶

Confluent Cloud リソースのクリーンアップ¶

高度な使用方法¶

その他のリソース¶