トラブルシューティング¶
起動スクリプトが正常に完了しない場合は、次のトラブルシューティング手順を実行してください。
Docker¶
起動時に以下のように出力される場合、その環境がサポートされていないか、
cp-demo
が正常に開始されていない可能性があります。前提条件を確認し、モジュール 1 の適切な指示に従ってください。WARNING: The REPOSITORY variable is not set. Defaulting to a blank string. WARNING: The SSL_CIPHER_SUITES variable is not set. Defaulting to a blank string. WARNING: The CONNECTOR_VERSION variable is not set. Defaulting to a blank string. WARNING: The CONTROL_CENTER_KSQL_WIKIPEDIA_URL variable is not set. Defaulting to a blank string. WARNING: The CONTROL_CENTER_KSQL_WIKIPEDIA_ADVERTISED_URL variable is not set. Defaulting to a blank string. Pulling zookeeper (/cp-zookeeper:6.1.0)... ERROR: invalid reference format
すべての Docker コンテナーのステータスが
Up
ステートを示していることを確認します。docker-compose ps
Docker の詳細設定で、次のリソースが Docker に割り当てられていることを確認します。
- メモリー: 8 GB 以上(デフォルトでは 2 GB)
- CPU コア: 2 つ以上
Docker の "ディスクイメージ" ファイルに必要なディスクストレージが確保されていることを確認します(Docker ドキュメント)。
ログ¶
完了前にスクリプトにエラーが発生した場合、または
Up
ステートでない Docker コンテナーがある場合は、コマンドdocker-compose logs [container]
でコンテナーのログを表示し、エラーメッセージと例外がないかどうかを調べてください。docker-compose logs
TLS 通信の問題を示すエラーがある場合は、TLS 証明書が適正に生成されており、次のファイルにエラーがないことを確認します。
ls scripts/security/*.log
セキュリティ¶
TLS 通信の問題を示すエラーがある場合は、スクリプトの先頭に
CLEAN=true
を追加して TLS 証明書を強制的に再生成します。CLEAN=true ./scripts/start.sh
ZooKeeper と通信するコマンドがエラー
org.apache.zookeeper.KeeperException$NoAuthException
により失敗していると思われる場合は、コマンドの実行元であるコンテナーを、kafka1
またはkafka2
に変更します。これは、ZooKeeper が SASL/DIGEST-MD5 用に構成されており、ZooKeeper と通信するあらゆるコマンドには、ZooKeeper 認証用に設定されたプロパティが必要であるためです。
検証¶
wikipedia.parsed
などの Kafka トピックにメッセージがあることを確認します。./scripts/consumers/listen.sh
検証スクリプト を実行して、正常に実行されることを確認します。
cd scripts/validate/
CLI ログイン¶
長時間
cp-demo
を実行しており、tools
コンテナーで Confluent CLI コマンドを発行したときに次のエラーが発生したとします。Your token has expired. You are now logged out. Error: You must log in to run that command.
この場合は、次のコマンドを実行すると、再び MDS にログインしてトークンが更新されます。
./scripts/helper/refresh_mds_login.sh