重要

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MongoDB Atlas Sink Connector for Confluent Cloud

注釈

Confluent Platform 用にコネクターをローカルにインストールする場合は、『MongoDB Kafka Connector』のドキュメントを参照してください。

Kafka Connect MongoDB Atlas Sink Connector for Confluent Cloud は、Apache Kafka® トピックのイベントを MongoDB Atlas データベースコレクションに直接マッピングして保存します。このコネクターは、Avro、JSON スキーマ、Protobuf、または JSON(スキーマレス)フォーマットの Apache Kafka® トピックのデータをサポートします。このコネクターは、Kafka トピックのイベントを MongoDB Atlas データベースに直接取り込んで、クエリ、拡張、および分析用のサービスにそのデータを公開します。

機能

注釈

このコネクターは MongoDB Atlas にのみ対応しています。セルフマネージド型の MongoDB データベースには使用できません。

MongoDB Atlas Sink Connector には、以下の機能があります。

  • コレクション: トピック名を基にしてコレクションを自動で作成することができます。
  • データベースの認証: パスワード認証を使用します。
  • 入力データフォーマット: このコネクターは、Avro、JSON スキーマ、Protobuf、JSON(スキーマレス)、文字列または BSON の入力データフォーマットをサポートします。スキーマレジストリ ベースのフォーマット(Avro、JSON_SR(JSON スキーマ)、Protobuf など)を使用するには、Schema Registry を有効にしておく必要があります。詳細については、「スキーマレジストリ Enabled Environments」を参照してください。
  • 厳選された構成プロパティ:
    • "max.num.retries": 書き込みエラーの発生時に再試行を行う回数
    • "max.batch.size": バッチとしてまとめて処理するシンクレコードの最大件数
    • "delete.on.null.values": 値が NULL の場合に、キー値が一致するドキュメントをコネクターで削除するかどうか
    • "doc.id.strategy": 一意のドキュメント ID(_id)を生成する方法。
    • "write.strategy": MongoDB コレクションに対して実行される一括書き込み操作の動作を定義します。

Confluent Cloud API for Connect の詳細と使用例については、「Confluent Cloud API for Connect」セクションを参照してください。

制限

以下の情報を確認してください。

クイックスタート

このクイックスタートを使用して、Confluent Cloud MongoDB Atlas Sink Connector の利用を開始することができます。このクイックスタートでは、コネクターを選択してから、Kafka のデータを消費して MongoDB データベースにデータを保存するようにコネクターを構成するための基本的な方法について説明します。

注釈

このコネクターは MongoDB Atlas にのみ対応しています。セルフマネージド型の MongoDB データベースには使用できません。

前提条件
  • アマゾンウェブサービス (AWS)、Microsoft Azure (Azure)、または Google Cloud Platform (GCP)上の Confluent Cloud クラスターへのアクセスを許可されていること。
  • Confluent CLI がインストールされ、クラスター用に構成されていること。「Confluent CLI のインストール」を参照してください。
  • スキーマレジストリ ベースのフォーマット(Avro、JSON_SR(JSON スキーマ)、Protobuf など)を使用するには、Schema Registry を有効にしておく必要があります。詳細については、「スキーマレジストリ Enabled Environments」を参照してください。
  • MongoDB データベースへのアクセス。
  • MongoDB データベースと Kafka クラスターは同じリージョンに存在している必要があります。
  • ネットワークに関する考慮事項については、「Networking and DNS Considerations」を参照してください。静的なエグレス IP を使用する方法については、「静的なエグレス IP アドレス」を参照してください。
  • Confluent Cloud に VPC ピアリング構成のクラスターがある場合は、MongoDB Atlas と VPC の間に PrivateLink 接続 を構成することを検討してください。
  • Kafka クラスターの認証情報。次のいずれかの方法で認証情報を指定できます。
    • 既存の サービスアカウント のリソース ID を入力する。
    • コネクター用の Confluent Cloud サービスアカウント を作成します。「サービスアカウント」のドキュメントで、必要な ACL エントリを確認してください。一部のコネクターには固有の ACL 要件があります。
    • Confluent Cloud の API キーとシークレットを作成する。キーとシークレットを作成するには、confluent api-key create を使用するか、コネクターのセットアップ時に Cloud Console で直接 API キーとシークレットを自動生成します。

IP ホワイトリストへの登録の追加

重要

デフォルトでは、MongoDB Atlas はインターネットからの外部接続を許可しません。外部接続を許可するには、MongoDB の Network Access メニュー下の IP Whitelist 登録ダイアログボックスを使用して、特定の IP または CIDR IP 範囲を追加します。

Confluent Cloud から MongoDB Atlas に接続できるように、Confluent Cloud クラスターのパブリック IP アドレスを指定する必要があります。MongoDB Atlas クラスターのホワイトリストへの登録に Confluent Cloud のエグレス IP アドレスをすべて追加します。

MongoDB の IP ホワイトリストへの登録

Confluent Cloud Console の使用

ステップ 1: Confluent Cloud クラスターを起動します。

インストール手順については、「Quick Start for Confluent Cloud」を参照してください。

ステップ 2: コネクターを追加します。

左のナビゲーションメニューの Data integration をクリックし、Connectors をクリックします。クラスター内に既にコネクターがある場合は、+ Add connector をクリックします。

ステップ 3: コネクターを選択します。

Click the MongoDB Atlas Sink connector card.

MongoDB Atlas Sink Connector Card

ステップ 4: コネクターの詳細情報を入力します。

注釈

  • すべての 前提条件 を満たしていることを確認してください。
  • アスタリスク ( * )は必須項目であることを示しています。

Add MongoDB Atlas Sink Connector 画面で、以下を実行します。

既に Kafka トピックを用意している場合は、Topics リストから接続するトピックを選択します。

新しいトピックを作成するには、+Add new topic をクリックします。

ステップ 5: MongoDB を確認します。

コネクターが実行中になったら、メッセージが MongoDB データベースに取り込まれていることを確認します。

ちなみに

コネクターを起動すると、デッドレターキューのトピックが自動的に生成されます。詳細については、「Confluent Cloud デッドレターキュー」を参照してください。

参考

フルマネージド型の Confluent Cloud コネクターが Confluent Cloud ksqlDB でどのように動作するかを示す例については、「Cloud ETL のデモ」を参照してください。この例では、Confluent CLI を使用して Confluent Cloud のリソースを管理する方法についても説明しています。

../_images/topology.ja.png

Confluent CLI の使用

以下の手順に従うと、Confluent CLI を使用してコネクターをセットアップし、実行できます。

注釈

ステップ 1: 使用可能なコネクターをリスト表示します。

以下のコマンドを入力して、使用可能なコネクターをリスト表示します。

confluent connect plugin list

ステップ 2: コネクターの必須の構成プロパティを表示します。

以下のコマンドを実行して、コネクターの必須プロパティを表示します。

confluent connect plugin describe <connector-catalog-name>

例:

confluent connect plugin describe MongoDbAtlasSink

出力例:

Following are the required configs:
connector.class: MongoDbAtlasSink
name
kafka.auth.mode
kafka.api.key
kafka.api.secret
input.data.format
connection.host
connection.user
connection.password
database
tasks.max
topics

ステップ 3: コネクターの構成ファイルを作成します。

コネクター構成プロパティを含む JSON ファイルを作成します。以下の例は、コネクターの必須プロパティを示しています。

{
    "connector.class": "MongoDbAtlasSink",
    "name": "confluent-mongodb-sink",
    "kafka.auth.mode": "KAFKA_API_KEY",
    "kafka.api.key": "<my-kafka-api-key",
    "kafka.api.secret": "<my-kafka-api-secret>",
    "input.data.format" : "JSON",
    "connection.host": "<database-host-address>",
    "connection.user": "<my-username>",
    "connection.password": "<my-password>",
    "topics": "<kafka-topic-name>",
    "max.num.retries": "3",
    "retries.defer.timeout": "5000",
    "max.batch.size": "0",
    "database": "<database-name>",
    "collection": "<collection-name>",
    "tasks.max": "1"
}

以下のプロパティ定義に注意してください。

  • "connector.class": コネクターのプラグイン名を指定します。
  • "name": 新しいコネクターの名前を設定します。
  • "kafka.auth.mode": 使用するコネクターの認証モードを指定します。オプションは SERVICE_ACCOUNT または KAFKA_API_KEY (デフォルト)です。API キーとシークレットを使用するには、構成プロパティ kafka.api.keykafka.api.secret を構成例(前述)のように指定します。サービスアカウント を使用するには、プロパティ kafka.service.account.id=<service-account-resource-ID>リソース ID を指定します。使用できるサービスアカウントのリソース ID のリストを表示するには、次のコマンドを使用します。

    confluent iam service-account list
    

    例:

    confluent iam service-account list
    
       Id     | Resource ID |       Name        |    Description
    +---------+-------------+-------------------+-------------------
       123456 | sa-l1r23m   | sa-1              | Service account 1
       789101 | sa-l4d56p   | sa-2              | Service account 2
    
  • "input.data.format": Kafka 入力レコード値のフォーマット(Kafka トピックから送られるデータ)を設定します。指定可能なエントリは、AVROJSON_SRPROTOBUFJSONSTRING、または BSON です。スキーマベースのメッセージフォーマット(たとえば、Avro、JSON_SR(JSON スキーマ)、および Protobuf)を使用するには、Confluent Cloud Schema Registry を構成しておく必要があります。

  • "connection.host": MongoDB ホスト。完全な URL ではなく、ホスト名アドレスを使用します。たとえば、cluster4-r5q3r7.gcp.mongodb.net のようにします。

  • "collection": MongoDB コレクション名。複数のトピックがある場合は、これが、トピックのマッピング先となるデフォルトのコレクションになります。

    以下はオプションです(ただし、タスク数は例外となります)。

  • (オプション) "max.num.retries": 書き込みエラーの発生時に再試行を行う回数。このプロパティを使用しない場合は、3 がデフォルトとして使用されます。

  • (オプション) "retries.defer.timeout:" 再試行を遅らせる時間(ミリ秒)。使用しない場合は、デフォルトは 5000 ミリ秒です。

  • (オプション) "max.batch.size": バッチとしてまとめて処理するシンクレコードの最大件数。このプロパティを使用しない場合は、0 がデフォルトとして使用されます。

  • (オプション) "delete.on.null.values": 値が NULL の場合に、キー値が一致するドキュメントをコネクターで削除するかどうか。このプロパティを使用しない場合は、false がデフォルトとして使用されます。

  • "doc.id.strategy": 一意のドキュメント ID(_id)を生成する方法。一意のドキュメント ID(_id)を生成する 方法を入力します。指定可能なエントリは、BsonOidStrategyKafkaMetaDataStrategyFullKeyStrategyPartialKeyStrategyPartialValueStrategyProvidedInKeyStrategyProvidedInValueStrategy、または UuidStrategy です。値が null の場合にドキュメントを削除するには、方法として FullKeyStrategyPartialKeyStrategy、または ProvidedInKeyStrategy を設定する必要があります。デフォルト値は BsonOidStrategy です。詳しくは、「DocumentIdAdder」を参照してください。

  • 選択した方法に応じて、適切な Document ID strategy projection list を追加します。

    • "key.projection.type": PartialKeyStrategy を選択した場合に使用します。allowlist または blocklist を使用して、ID の処理方法に対して想定されるカスタムキーフィールドを許可またはブロックします。このプロパティを使用しない場合、デフォルトでは none となります。
    • "key.projection.list": PartialKeyStrategy を選択した場合に使用します。ID の処理方法に対して想定されるキーフィールドをコンマ区切りにしたリストです。
    • "value.projection.type": PartialValueStrategy を選択した場合に使用します。allowlist または blocklist を使用して、ID の処理方法に対して想定されるカスタム値フィールドを許可またはブロックします。このプロパティを使用しない場合、デフォルトでは none となります。
    • "value.projection.list": PartialValueStrategy を選択した場合に使用します。ID の処理方法に対して想定される値フィールドをコンマ区切りにしたリストです。
  • "write.strategy": 一括書き込み操作の書き込みモデルを設定します。指定可能なエントリは、DefaultWriteModelStrategyReplaceOneDefaultStrategyInsertOneDefaultStrategyReplaceOneBusinessKeyStrategyDeleteOneDefaultStrategyUpdateOneTimestampsStrategy、または UpdateOneBusinessKeyTimestampStrategy です。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで DefaultWriteModelStrategy となります。時系列コレクションの場合、DefaultWriteModelStrategy は内部のデフォルトで InsertOneDefaultStrategy になります。通常のコレクションの場合は、デフォルトで ReplaceOneDefaultStrategy になります。

  • "cdc.handler": 処理に使用する CDC ハンドラーのクラス名を設定します。MongoDB Kafka シンクコネクターで CDC イベントをキャプチャし、対応する挿入、アップデート、削除の操作を送信先の MongoDB クラスターに対して実行できます。指定可能なエントリは、NoneMongoDbChangeStreamHandlerDebeziumMongoDbHandlerDebeziumMySqlHandlerDebeziumPostgresHandler、または QlikRdbmsHandler です。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで None となります。詳細については、「mongodb-sink-cdc」を参照してください。

  • "timeseries.timefield": 各時系列ドキュメントの日付を含むトップレベルのタイムフィールドの名前を設定します。このプロパティを設定すると、各ドキュメントがタイムフィールドの値として BSON 日付を持つ時系列コレクションが作成されます。時系列コレクションは、introduced in MongoDB v5.0 で導入されました。これは、MongoDB Atlas の専用クラスターでのみ利用可能です。

  • "timeseries.timefield.auto.convert": タイムフィールドのデータを BSON 日付フォーマットに変換するかどうかを指定します。データでサポートされているフォーマットには、integer、long、string があります。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで false となります。

  • "timeseries.timefield.auto.convert.date.format": ソースデータの変換前の DateTimeFormatter フォーマットを設定します。この設定では、日付と時刻の両方の情報を含む文字列表現が想定されており、変換に Java DateTimeFormatter.ofPattern(pattern, locale) API が使用されます。文字列に日付情報しか含まれていない場合は、エポックからの時間はその日の開始時刻から取得されます。文字列表現にタイムゾーンのオフセットが含まれていない場合、この設定では、抽出された日付と時刻が UTC として解釈されます。このプロパティを使用しない場合は、デフォルトで yyyy-MM-dd[['T'][ ]][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]][ ]VV[ ]'['VV']'][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]][ ]X][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]]] となります。

  • "timeseries.timefield.auto.convert.locale.language.tag": 日付パターンで使用する DateTimeFormatter のロケール言語タグを設定します。タグの構築の詳細については、『HTML と XML における言語タグ』を参照してください。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで en となります。

  • "timeseries.metafield": 各時系列ドキュメントのメタデータを含むトップレベルのフィールドの名前を設定します。指定したフィールドのメタデータは、一意の系列のドキュメントのラベル付けに使用されるデータである必要があります。ここでは配列型以外のフィールドを指定できます。

  • "timeseries.expire.after.seconds": ドキュメントの有効期限が切れるまでの秒数を設定します。MongoDB は、有効期限が切れたドキュメントを自動的に削除します。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで 0 となり、データは自動削除されません。

  • "ts.granularity": 時系列の後続の測定で使用される間隔の単位を設定します。指定可能なエントリは、Nonesecondsminutes、または hours です。このプロパティを使用しない場合、デフォルトで None となります。通常のコレクションで適用できる値は、None のみです。時系列コレクションの場合はすべてのエントリを適用できます。なお、None は内部のデフォルトで seconds になります。

  • コネクターの タスク の数を入力します。詳しくは、Confluent Cloud コネクターの制限事項 を参照してください。

Single Message Transforms: CLI を使用する SMT の追加の詳細については、Single Message Transforms(SMT) のドキュメントを参照してください。

すべてのプロパティの値と定義については、「構成プロパティ」を参照してください。

ステップ 4: プロパティファイルを読み込み、コネクターを作成します。

以下のコマンドを入力して、構成を読み込み、コネクターを起動します。

confluent connect create --config <file-name>.json

例:

confluent connect create --config mongo-db-sink.json

出力例:

Created connector confluent-mongodb-sink lcc-ix4dl

ステップ 5: コネクターのステータスを確認します。

以下のコマンドを入力して、コネクターのステータスを確認します。

confluent connect list

出力例:

ID          |            Name         | Status  | Type
+-----------+-------------------------+---------+------+
lcc-ix4dl   | confluent-mongodb-sink  | RUNNING | sink

ステップ 6: MongoDB を確認します。

コネクターが実行中になったら、レコードが MongoDB データベースに取り込まれていることを確認します。

ちなみに

コネクターを起動すると、デッドレターキューのトピックが自動的に生成されます。詳細については、「Confluent Cloud デッドレターキュー」を参照してください。

構成プロパティ

このコネクターでは、以下のコネクター構成プロパティを使用します。

データへの接続方法(How should we connect to your data?)

name

コネクターの名前を設定します。

  • 型: string
  • 指定可能な値: 最大 64 文字の文字列
  • 重要度: 高

入力メッセージ(Input messages)

input.data.format

Kafka 入力レコード値のフォーマットを設定します。指定可能なエントリは、AVRO、JSON_SR、PROTOBUF、JSON、STRING、または BSON です。スキーマベースのメッセージフォーマット(AVRO、JSON_SR、PROTOBUF など)を使用する場合は、Confluent Cloud Schema Registry を構成しておく必要がある点に注意してください。

  • 型: string
  • 重要度: 高
cdc.handler

処理に使用する CDC ハンドラーのクラス名。MongoDB Kafka シンクコネクターで CDC イベントをキャプチャーし、対応する挿入、アップデート、削除の操作を送信先の MongoDB クラスターに対して実行できます。

  • 型: string
  • デフォルト: None
  • 重要度: 低

Writes

delete.on.null.values

値が null の場合に、コネクターがキーに基づいてドキュメントの削除を試行するかどうかを指定します。

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低
max.batch.size

処理のために一緒にバッチで処理できるシンクレコードの最大数。

  • 型: int
  • デフォルト: 0
  • 指定可能な値: [0、…]
  • 重要度: 低
bulk.write.ordered

Whether the batches controlled by 'max.batch.size' must be written via ordered bulk writes.

  • 型: boolean
  • Default: true
  • 重要度: 低
rate.limiting.timeout

How long in ms processing should wait before continuing after triggering a rate limit.

  • 型: int
  • デフォルト: 0
  • 重要度: 低
rate.limiting.every.n

The number of processed batches that will trigger rate limiting. The default value of 0 sets no rate limiting.

  • 型: int
  • デフォルト: 0
  • 重要度: 低
write.strategy

一括書き込み操作に使用する WriteModel を指定するクラス。

  • 型: string
  • デフォルト: DefaultWriteModelStrategy
  • 重要度: 低

Kafka クラスターの認証情報(Kafka Cluster credentials)

kafka.auth.mode

Kafka の認証モード。KAFKA_API_KEY または SERVICE_ACCOUNT を指定できます。デフォルトは KAFKA_API_KEY モードです。

  • 型: string
  • デフォルト: KAFKA_API_KEY
  • 指定可能な値: KAFKA_API_KEY、SERVICE_ACCOUNT
  • 重要度: 高
kafka.api.key
  • 型: password
  • 重要度: 高
kafka.service.account.id

Kafka クラスターとの通信用の API キーを生成するために使用されるサービスアカウント。

  • 型: string
  • 重要度: 高
kafka.api.secret
  • 型: password
  • 重要度: 高

データの取得元とするトピック(Which topics do you want to get data from?)

topics

特定のトピック名を指定するか、複数のトピック名をコンマ区切りにしたリストを指定します。

  • 型: list
  • 重要度: 高

MongoDB Atlas データベースへの接続方法(How should we connect to your MongoDB Atlas database?)

connection.host

MongoDB Atlas 接続ホスト(例: confluent-test.mycluster.mongodb.net)。

  • 型: string
  • 重要度: 高
connection.user

MongoDB Atlas 接続ユーザー。

  • 型: string
  • 重要度: 高
connection.password

MongoDB Atlas 接続パスワード。

  • 型: password
  • 重要度: 高
database

MongoDB Atlas データベース名。

  • 型: string
  • 重要度: 高

データベースの詳細(Database details)

collection

書き込み先のコレクション名。コネクターが複数トピックからのデータを出力する場合、この値はトピックのマッピング先となるデフォルトのコレクションを示します。

  • 型: string
  • 重要度: 中

ID strategies

doc.id.strategy

一意のドキュメント ID(_id)を生成するために使用する IdStrategy クラス名。

  • 型: string
  • デフォルト: BsonOidStrategy
  • 重要度: 低
doc.id.strategy.overwrite.existing

doc.id.strategy で定義された処理方法を適用する際に、コネクターが _id フィールドの既存の値を上書きするかどうかを指定します。

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低
document.id.strategy.uuid.format

The bson output format when using the UuidStrategy. Can be either String or Binary.

  • 型: string
  • Default: string
  • 重要度: 低
key.projection.type

PartialKeyStrategy とともに使用すると、ID の処理方法のカスタムキーフィールドを射影できます。AllowList または BlockList を使用します。

  • 型: string
  • デフォルト: none
  • 重要度: 低
key.projection.list

PartialKeyStrategy とともに使用すると、ID の処理方法のカスタムキーフィールドを射影できます。キープロジェクション用のフィールド名のコンマ区切りリスト。

  • 型: string
  • 重要度: 低
value.projection.type

PartialValueStrategy とともに使用すると、ID の処理方法のカスタム値フィールドを射影できます。AllowList または BlockList を使用します。

  • 型: string
  • デフォルト: none
  • 重要度: 低
value.projection.list

PartialValueStrategy とともに使用すると、ID の処理方法のカスタム値フィールドを射影できます。値プロジェクション用のフィールド名のコンマ区切りリスト。

  • 型: string
  • 重要度: 低

Namespace mapping

namespace.mapper.class

The class that determines the namespace to write the sink data to. By default this will be based on the 'database' configuration and either the topic name or the 'collection' configuration.

  • 型: string
  • Default: DefaultNamespaceMapper
  • 重要度: 低
namespace.mapper.key.database.field

The key field to use as the destination database name.

  • 型: string
  • 重要度: 低
namespace.mapper.key.collection.field

The key field to use as the destination collection name.

  • 型: string
  • 重要度: 低
namespace.mapper.value.database.field

The value field to use as the destination database name.

  • 型: string
  • 重要度: 低
namespace.mapper.value.collection.field

The value field to use as the destination collection name.

  • 型: string
  • 重要度: 低
namespace.mapper.error.if.invalid

Whether to throw an error if the mapped field is missing or invalid. Defaults to false.

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低

Server API

server.api.version

The server API version to use. Disabled by default.

  • 型: string
  • 重要度: 低
server.api.deprecation.errors

Sets whether the connector requires use of deprecated server APIs to be reported as errors.

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低
server.api.strict

Sets whether the application requires strict server API version enforcement.

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低

接続の詳細(Connection details)

max.num.retries

書き込みエラーの発生時に再試行を行う回数。

  • 型: int
  • デフォルト: 3
  • 指定可能な値: [0、…]
  • 重要度: 低
retries.defer.timeout

再試行を遅延させる時間の長さ。

  • 型: int
  • デフォルト: 5000
  • 指定可能な値: [0、…]
  • 重要度: 低

時系列構成(Time Series configuration)

timeseries.timefield

各時系列ドキュメントの日付を含むトップレベルフィールドの名前。この構成を設定すると、各ドキュメントの timefield の値が BSON 日付である時系列コレクションが作成されます。

  • 型: string
  • デフォルト: ""
  • 重要度: 低
timeseries.timefield.auto.convert

フィールドのデータを BSON 日付フォーマットに変換するかどうかを指定します。サポートされているフォーマットには、integer、long、string があります。

  • 型: boolean
  • デフォルト: false
  • 重要度: 低
timeseries.timefield.auto.convert.date.format

ソースデータの変換元の文字列パターン。この設定では、日付と時刻の両方の情報を含む文字列表現が想定されており、変換に Java DateTimeFormatter.ofPattern(pattern, locale) API が使用されます。文字列に日付情報しか含まれていない場合は、エポックからの時間はその日の開始時刻から取得されます。文字列表現にタイムゾーンのオフセットが含まれていない場合、この設定では、抽出された日付と時刻が UTC として解釈されます。

  • 型: string
  • デフォルト: yyyy-MM-dd[['T'][ ]][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]][ ]VV[ ]'['VV']'][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]][ ]X][HH:mm:ss[[.][SSSSSS][SSS]]]
  • 重要度: 低
timeseries.timefield.auto.convert.locale.language.tag

日付パターンで使用する DateTimeFormatter のロケール言語タグ。

  • 型: string
  • デフォルト: en
  • 重要度: 低
timeseries.metafield

各時系列ドキュメントのメタデータを含むトップレベルフィールドの名前。このフィールドでは、関連データがグループ化されます。配列を除く任意の型のフィールドを指定できます。

  • 型: string
  • デフォルト: ""
  • 重要度: 低
timeseries.expire.after.seconds

MongoDB によって削除される前にデータが MongoDB に保持される秒数。このフィールドを指定しなかった場合、データは自動削除されません。

  • 型: int
  • デフォルト: 0
  • 指定可能な値: [0、…]
  • 重要度: 低
ts.granularity

時系列の後続の測定間で想定される間隔。データが時系列でない場合は、None に設定するか空のままにします。

  • 型: string
  • デフォルト: None
  • 重要度: 低

このコネクターのタスク数(Number of tasks for this connector)

tasks.max
  • 型: int
  • 指定可能な値: [1、…]
  • 重要度: 高

次のステップ

参考

フルマネージド型の Confluent Cloud コネクターが Confluent Cloud ksqlDB でどのように動作するかを示す例については、「Cloud ETL のデモ」を参照してください。この例では、Confluent CLI を使用して Confluent Cloud のリソースを管理する方法についても説明しています。

../_images/topology.ja.png