重要

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TopicRegexRouter

ここでは、Confluent SMT io.confluent.connect.cloud.transforms.TopicRegexRouter の使用方法を説明します。

注意

TopicRegexRouter は、マネージド型 ソースコネクター のみで利用できます。

説明

構成されている Re2j 正規表現と置換文字列を使用して、レコードのトピックを更新します。

内部的には、正規表現はコンパイルされ、com.google.re2j.Pattern になります。パターンと入力トピックが一致する場合、com.google.re2j.Matcher#replaceFirst() が置換文字列とともに使用され、新しいトピックが得られます。

以下の例は、TopicRegexRouter を構成して使用する方法を示しています。

トピックプレフィックスの削除

次の構成スニペットは、トピックの先頭にあるプレフィックス soe- を削除する方法を示しています。

"transforms": "dropPrefix",
"transforms.dropPrefix.type": "io.confluent.connect.cloud.transforms.TopicRegexRouter",
"transforms.dropPrefix.regex": "soe-(.*)",
"transforms.dropPrefix.replacement": "$1"

変換前: soe-Order

変換後: Order

トピックプレフィックスの追加

次の構成スニペットは、トピックの先頭にプレフィックス acme_ を追加する方法を示しています。

"transforms": "AddPrefix",
"transforms.AddPrefix.type": "io.confluent.connect.cloud.transforms.TopicRegexRouter",
"transforms.AddPrefix.regex": ".*",
"transforms.AddPrefix.replacement": "acme_$0"

変換前: Order

変換後: acme_Order

トピック名の一部の削除

次の構成スニペットは、トピック名に含まれる文字列を削除する方法を示しています。

"transforms": "RemoveString",
"transforms.RemoveString.type": "io.confluent.connect.cloud.transforms.TopicRegexRouter",
"transforms.RemoveString.regex": "(.)Stream_(.)",
"transforms.RemoveString.replacement": "$1$2"

変換前: Order_Stream_Data

変換後: Order_Data

プロパティ

名前 説明 デフォルト 指定可能な値 重要度
regex マッチングに使用する正規表現。 string   有効な Re2j 正規表現
replacement 置換文字列。 string    

述語

"述語" を使用することにより、一定の条件を満たすレコードのみに変換が適用されるように、変換を構成することができます。述語は変換チェーンで使用することができ、Filter(Apache Kafka) と組み合わせると、条件に基づいて特定のレコードを除外できます。詳細と例については、「述語」を参照してください。