重要

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クライアントを Confluent Cloud に接続する

Confluent .NET Client for Apache Kafka®、Confluent Golang Client for Apache Kafka®、および Confluent Python Client for Apache Kafka® を使用して、クライアントとアプリケーションを .NET、Go、および Python アプリケーションから Confluent Cloud リソースに接続します。以下の「例とデモ」セクションに、一般的なクライアントツールを使用する多くの例へのリンクがあります。

Confluent Cloud リソース(Kafka クラスター、Confluent Cloud Schema Registry、API エンドポイントなど)と接続中のクライアントやアプリケーションの間で転送中のデータを保護するために、Confluent Cloud は、現在は非推奨となっている Secure Socket Layer(SSL)の後継である Transport Layer Security(TLS) の暗号化をサポートしています。

転送中のデータを暗号化するために、Confluent Cloud では、非営利の Internet Security Research Group(ISRG) が提供するオープンな認証機関(CA)である Let’s Encrypt からの TLS 証明書を使用します。Let's Encrypt の証明書の階層について詳しくは、「Chain of Trust」を参照してください。

警告

接続エラーが発生する可能性があるため、Confluent では証明書のピン留めは避けることをお勧めします。Confluent は証明書やそのプロパティを予告なしに変更することがあります。そのため、ピン留めされている証明書が置き換えられると、アプリケーションが接続に失敗する可能性があります。

組織でピン留めが必要な場合は、下位の証明書ではなく、Let's Encrypt の ISRG Root X1 証明書 をピン留めしてください。ただし、Confluent が CA プロバイダーを変更した場合には、アプリケーションへの接続に影響することがあります。

Confluent Cloud は、以下の信頼の連鎖に対応します。

  Certificate chain
0 i:/C=US/O=Let's Encrypt/CN=R3
1 i:/C=US/O=Internet Security Research Group/CN=ISRG Root X1

前提条件

  • クライアントアプリケーションを Confluent Cloud に接続する前に、API バージョンのリクエストのタイムアウトを 10 秒のデフォルト値から増やします。これは、librdkafka の api.version.request.timeout.ms パラメーターを使用して変更できます。詳細については、librdkafka の構成に関するドキュメント を参照してください。
  • オペレーティングシステムと構成で必要な場合は TLS/SSL のクライアント構成の場所(ssl.ca.location)を指定します。たとえば、OS にルート CA 証明書が用意されていない場合や、証明書が標準以外の場所に保管されている場合などです。
  • librdkafka ベースのクライアント(C/C++、.NET、Python、Go)の場合、Confluent Cloud に接続するには、Let's Encrypt TLS 証明書をローカルにインストールする必要があります。RHEL および CentOS の場合、これらの証明書は含まれていないため、ダウンロードする必要があります。
  • Java クライアントの場合は、最低でも Java バージョン 7u151 または 8u141 を使用します。

.NET アプリケーションを Confluent Cloud に接続する

Confluent .NET Client for Kafka を Confluent Cloud の Kafka クラスターに接続するように構成できます。

  1. Confluent .NET Client for Apache Kafka をインストールします。
  2. 使用している Confluent Cloud クラスターに合わせて .NET Confluent Cloud の例 をカスタマイズします。具体的には、bootstrap.serverssasl.usernamesasl.password をカスタマイズします。
  3. ご使用の環境に統合します。

Go アプリケーションを Confluent Cloud に接続する

Confluent Golang Client for Kafka を Confluent Cloud の Kafka クラスターに接続するように構成できます。

  1. Confluent Golang Client for Apache Kafka をインストールします。

    重要

    Confluent Golang Client for Kafka は librdkafka に依存しているため、librdkafka を別途インストールする必要があります。

  2. Confluent Cloud クラスターの Golang Confluent Cloud の例 をカスタマイズします。具体的には、bootstrap.serverssasl.username、および sasl.password をカスタマイズします。

  3. ご使用の環境に統合します。

Python アプリケーションを Confluent Cloud に接続する

Confluent Python Client for Kafka を Confluent Cloud の Kafka クラスターに接続するように構成できます。

  1. Confluent Python Client for Apache Kafka をインストールします。
  2. 使用している Confluent Cloud クラスターに合わせて Python Confluent Cloud のサンプル をカスタマイズします。具体的には、bootstrap.serverssasl.usernamesasl.password をカスタマイズします。
  3. ご使用の環境に統合します。

例とデモ

  • セルフホストから Confluent Cloud のハイブリッド Apache Kafka® クラスターの実例については、「Confluent Cloud デモ」を参照してください。
  • Confluent Cloud に接続するすべての Confluent Platform コンポーネントとクライアントの構成のサンプルについては、コンポーネントのサンプルテンプレート を参照してください。
  • サポートされているプログラミング言語のクライアントの例については、「Apache Kafka のコード例」を参照してください。
    • 基本的なコード例では、C(librdkafka)、Clojure、C-sharp/.NET、Go、Groovy、Java、Java Spring Boot、Kotlin、Node.js、Python、Ruby、Rust、Scala などのプログラミング言語のクライアントライブラリを使用して、Confluent Cloud などの任意の Kafka クラスターに対して生成と消費を行います。
    • 一部の対応言語クライアントライブラリについては、Confluent Cloud Schema Registry と Avro の使用方法も示しています。