重要

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コネクターのデータプレビュー

コネクターを起動する前に、サンプル出力ができます。これにより、使用する環境で実際にコネクターを実行する前に、構成プロパティを追加または修正できます。

注釈

以下は、コネクターのデータプレビューに関する現在の制限事項です。

  • データプレビューは、特定の Confluent Cloud コネクターでのみ利用できます。
  • Confluent CLI または API を使用したデータプレビューはできません。
  • データプレビューリクエストは、組織ごとに 1 日あたり 7 件までに制限されます。

プレビューの起動

コネクターを構成すると、そのコネクター構成でのデータプレビューリクエストを作成する Data preview ボタンが表示されます。

重要

データプレビューリクエストを実行する場合は、タスク数の構成プロパティを 1 に設定します。データプレビュー出力を検証した後、必要に応じてタスク数を変更します。

重要

きめ細かく設定したアクセスキーを使用する場合、データプレビューを機能させるために、サービスアカウントにトピックプレフィックス data-preview に対して CREATE および WRITE のアクセス権限があることを確認してください。同様に、データプレビュー出力を表示するには、ログインしているユーザーがトピックプレフィックス data-preview に対して READ のアクセス権限を持っている必要があります。

出力の Data preview ボタンおよび Launch ボタン

Data preview ボタンと Launch ボタン

注釈

  • 出力の生成には数分かかることがあります。
  • ソースシステムでデータが生成されない場合は、プレビューはデータを生成せずに失効します。データプレビューリクエストを作成する前に、ソースシステムでデータの生成準備が完了していることを確認してください。
  • 必要なリソースがプロビジョニングされる前にデータプレビューリクエストがタイムアウトする場合もあります。この場合は、エラーメッセージ Connector failed to provision が表示されます。プレビューリクエストを再試行するか、実際のコネクターを起動することができます。
  • プレビューされたレコードは、data-preview-ldpc-<id> という名前の個別のデータプレビュー出力トピックに保存されます(Kafka クラスター内)。このトピックは、プレビューリストの横の削除アイコンをクリックすると削除されます。

プレビューを開始すると、Confluent Cloud Console には以下のような画面が表示されます。

出力するプレビューリクエストの選択

Data preview requests

プレビューがトリガーされるとすぐに、データプレビューリクエストのステータスが、Generating preview になります。データプレビュー出力トピックが作成されると、このステータスが Preview available に変更されます。これは、リクエストをクリックしてその出力を表示できる状態になったことを示します。出力の生成でエラーが発生した場合は、データプレビューリクエストのステータスが、Preview failed になります。リクエストをクリックすると、対処すべきエラーメッセージを表示できます。データプレビューリクエストで、外部システムでデータを見つけることができない場合、リクエストステータスは最終的に Preview expired に変更されます。

データプレビューリクエストのリストには最新のリクエスト 10 件が表示されます。また、同時に実行できるリクエストは 10 件までです。

データプレビュー出力の表示

Cloud Console には、コネクターの設定時に指定したプロパティに基づいた出力のプレビューが表示されます。実行中のプレビューからレコードを展開して出力を確認できます。

展開されたプレビューレコードには、metadatarecord の 2 つのセクションがあります。metadata セクションには、レコードの生成方法についての情報が表示されます。このセクションは、データプレビュー出力でのみ表示されます。コネクターによって取り込まれる実際のデータには含まれません。

実行中の出力の metadata セクション

metadata セクション

record セクションには、コネクターの実行時にトピックに送信される実際のデータが表示されます。

注釈

  • プレビューデータは、指定されたフォーマット(AVRO、JSON_SR など)には変換されません。
  • 一部のコネクターと構成では、データが bytes として出力されます。その種のコネクターの場合、データプレビューでは、プレビュー出力レコードの value フィールドに base64 のプレビューデータが含まれます。
  • コネクターの構成で指定された Kafka トピックにデータが取り込まれることはありません。データのプレビュー出力は、JSON フォーマットとしてデータプレビュー出力トピックにのみ保持されます。
  • データプレビューリクエストでは、ソースシステムから実際のデータを読み取ります。複数のソースシステムからデータを消費する場合は、データが破壊される可能性があります。このような場合は、テストソースを使用できます。
  • データのプレビュー出力ビューには、最大 20 件のレコードを表示できます。ソースシステムに大量のデータがある場合は、リクエストが 20 件を超えるレコードを生成する可能性があります。そのような状況ですべての出力トピックを確認する場合は、Topics タブを使用します。
実行中の出力の record セクション

record セクション

構成の編集

データのプレビュー出力が想定どおりではなかった場合は、Edit configuration ボタンをクリックして、想定どおりの出力が得られるまで、プロパティを追加、削除、または変更します。データのプレビュー出力に問題がなくなったら、認証情報を再入力した後、コネクターを作成できます。構成をまったく変更していない場合、コネクターの起動画面の Data preview ボタンは非アクティブになります。

Edit configuration ボタン

Edit configuration ボタン

プレビューの削除

データプレビュー出力トピックは、実際のリソースを使用します。データプレビューリクエストが完了すると、リストに削除ボタンが表示されます。コネクターを起動する前に、必ずこのボタンをクリックして出力トピックを削除してください。それと同時に、データプレビューリクエストのステータスが Preview expired に変更されます。

プレビューの削除

プレビューの削除