重要

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コネクターイベントの表示

重要

コネクターイベントの表示は、OrganizationAdmin RBAC ロール に制限されています。他のロールではイベントを表示できません。

Confluent Cloud コネクターイベントは、Confluent Cloud Console で表示できます。また、Confluent Cloud CLI、Java、または C/C++ を使用してトピックのイベントを消費してディスプレイまたは他のアプリケーションに出力できます。この機能を利用できるのは、スタンダードおよび専用 Confluent Cloud クラスターだけです。

Connect イベントトピックのログに記録されるイベントは、cloudevents スキーマ に従います。トピックのログに記録されるイベントのタイプは、現在、io.confluent.logevents.connect.TaskFailedio.confluent.logevents.connect.ConnectorFailed に限られています。

注釈

Confluent がスキーマに対して行う変更は、互換性に影響しなければ予告なく行われます。互換性に影響する変更については、少なくとも 180 日前に広く通知され、その間は互換性が維持されます。詳細については、イベントスキーマの互換性ポリシー を参照してください。

イベントの順序は保証されません。各レコードにはタイムスタンプがありますが、イベント自体が表示されるときは順不同で表示されます。必要な場合はタイムスタンプの順にソートできます。イベントを Cloud Console で直接ソートすることはできません。

コネクターの失敗イベントの場合、Connect は、自動的に失敗の解決を試行します。このため、Connect で問題が解決できない場合は同じイベントが繰り返し発生することがあります。

重要

コネクターイベントと 監査ログ は、監査ログクラスターから動作します。コネクターイベントと監査ログの両方の消費の料金が合計されます。詳細については、「Marketplace デプロイの Confluent Cloud 消費量メトリクス」を参照してください。

このドキュメントで提供される内容に加えて、Cloud Console にプロダクション環境のドキュメントが用意されており、セットアップの手順が含まれています。イベントログについてのプロダクション環境のドキュメントを表示するには、Administration メニューに移動し、Connect log events を選択します。

コネクターイベントの管理メニュー

Confluent Cloud Console でのイベントの表示

各イベントは、Cloud Console に JSON フォーマットのレコードとして表示されます。Confluent Cloud コネクターのイベントを表示するには、以下の手順を使用します。

  1. Cloud Console でコネクターを選択して、コネクターの概要ページを開きます。

  2. Events をクリックします。

  3. 目的のイベントをクリックして展開します。

    Confluent Cloud コネクターイベント

    コネクターイベント

    上のエラーの例は、コネクターが、Kafka トピックへのアクセスを認可されていないことを示します。このメッセージを使用して、自分で問題を修正するか、それを Confluent サポート に提供して追加調査を依頼します。

    注釈

    ほとんどのイベントは情報提供のみを目的としており、修正アクションは必要ありません。

  4. イベントを展開すると、イベントストリーミングが一時停止されます。イベントストリーミングを再開するには、再生ボタンをクリックします。

    Confluent Cloud コネクターイベントの再生ボタン

    一時停止/再生ボタン

イベントトピックからのイベントの消費

Confluent Cloud CLI、Java、C/C++ を使用して、Kafka トピックの Connect イベントからイベントを消費できます。この手順では以下を前提としています。

  • Confluent CLI バージョン 2 を使用している。詳細については、「Confluent CLI v2」を参照してください。
  • Confluent Cloud 環境とクラスターに既に接続されている。

監査ログクラスターの API キー

コネクターイベント機能と 監査ログ の両方は、監査ログクラスターから動作します。API キーは、監査ログクラスターにつき 2 つに制限されています。以下の Confluent CLI コマンドを入力して、監査ログクラスターで使用されている API キーの数を調べます。

  1. 監査ログのクラスター ID を取得します。

    confluent connect event describe
    

    出力例:

    +-----------------+-------------------------------+
    | Cluster         | lkc-j3beid                    |
    | Environment     | env-o36079                    |
    | Service Account |                        ...... |
    | Topic Name      | confluent-connect-log-events  |
    +-----------------+-------------------------------+
    
  2. 監査ログクラスターで使用中の API キーを確認します。

    confluent api-key list --resource <audit-log-cluster-ID>
    

    コネクターイベントを消費するための新しい API とシークレットを作成するためには、既に API キーを 2 つ使用している場合は 1 つを削除する必要があります。API キーを削除する場合は、まず、削除しても問題ないかを確認します。API キーを削除するコマンドは、次のようになります。

    confluent api-key delete <audit-log-API-key>
    

    既存のキーを削除した後、新しい監査ログクラスターの API キーを作成できます。

    confluent api-key create --service-account <service-account-ID> --resource <audit-log-cluster-ID>
    
  3. 監査ログの API キーを使用します。

    confluent api-key use <audit-log-API-key> --resource <audit-log-cluster-ID>
    

Confluent CLI を使用したイベントの消費

以下の手順で、Confluent CLI を使用した Connect イベントトピックのイベントレコードの消費について説明します。

前提条件
  1. 次のコマンドを入力して、イベントログトピック名を取得します。

    ccloud connector event describe
    

    出力例:

    +-----------------+---------------------------------+
    | Cluster         | <cluster-ID>                    |
    | Environment     | <environment-ID>                |
    | Service Account | <service-account-ID>            |
    | Topic Name      | confluent-connect-log-events    |
    +-----------------+---------------------------------+
    
  2. 次のコマンドを入力して、トピックからのイベントレコードの消費を開始します。Connect イベントが発生すると、それが JSON フォーマットのレコードとして、表示される出力に送られます。

    confluent kafka topic consume -b confluent-connect-log-events
    

Java と C/C++ を使用したイベントの消費

Java と C/C++ を使用してレコードを消費する手順については、Confluent Cloud で、プロダクション環境のドキュメントに記載されています。プロダクション環境のドキュメントを表示するには、Administration メニューに移動し、Connect log events を選択します。

Confluent Cloud イベントログの管理メニュー

Confluent Cloud Administration メニュー