Confluent Cloud での ksqlDB コネクターの管理¶

Confluent Cloud ksqlDB では、ksqlDB コネクターの管理がサポートされます。したがって、Confluent Cloud ksqlDB クラスターから Confluent Cloud のコネクターを作成、検査、および削除できます。

Confluent Cloud Console¶

ksqlDB コネクターの管理ステートメントを Confluent Cloud Console の ksqlDB editor タブから発行できます。これに関連するセットアップ作業は必要ありません。すべての CREATE CONNECTOR ステートメントについて、送信する前に料金の確認が求められます。

ksqlDB コマンドラインインターフェイス（CLI）¶

ksqlDB CLI から Confluent Cloud ksqlDB クラスターにコネクター管理ステートメントを発行するには、ksqlDB CLI の起動時に Confluent Cloud API キーを渡します。

ksql -u <KSQL_API_KEY> -p <KSQL_API_KEY_SECRET> --confluent-api-key <CONFLUENT_CLOUD_API_KEY> --confluent-api-secret <CONFLUENT_CLOUD_API_KEY_SECRET> <CONFLUENT_CLOUD_KSQLDB_SERVER_ADDRESS>

これにより、ksqlDB コネクターの管理ステートメントを他の ksqlDB ステートメントと同様に ksqlDB CLI から発行できるようになります。

通常のコネクター料金が適用されている場合でも、発行するすべての CREATE CONNECTOR ステートメントに関する料金の確認は求められません。

ksqlDB REST API¶

ksqlDB REST API を使用して Confluent Cloud ksqlDB クラスターにコネクター管理ステートメントを発行するには、以下のカスタムリクエストヘッダーを設定して、Confluent Cloud API キーを渡します。

curl --request POST '<CONFLUENT_CLOUD_KSQLDB_SERVER_ADDRESS>/ksql' \
[... additional headers ...]
--header 'X-Confluent-API-Key: <CONFLUENT_CLOUD_API_KEY>' \
--header 'X-Confluent-API-Secret: <CONFLUENT_CLOUD_API_SECRET>' \
-d '{"ksql": "<KSQL_CONNECTOR_MANAGEMENT_STATEMENTS>"}'

通常のコネクター料金が適用されている場合でも、発行するすべての CREATE CONNECTOR ステートメントに関する料金の確認は求められません。

ksqlDB Java クライアント¶

createConnector()、dropConnector()、listConnectors()、describeConnector() などの ksqlDB コネクター管理リクエストを ksqlDB Java クライアントから発行するには、ClientOptions に以下のカスタムリクエストヘッダーを設定して、Confluent Cloud API キーを指定します。

Map<String, String> customHeaders = new HashMap<>();
customHeaders.put("X-Confluent-API-Key", "<CONFLUENT_CLOUD_API_KEY>");
customHeaders.put("X-Confluent-API-Secret", "<CONFLUENT_CLOUD_API_SECRET>");

ClientOptions clientOptions = ClientOptions.create();
// ... set additional options ...
clientOptions.setRequestHeaders(customHeaders);

Client client = Client.create(clientOptions);

通常のコネクター料金が適用されている場合でも、発行するすべての createConnector() リクエストに関する料金の確認は求められません。

ksqlDB 移行ツール¶

ksqlDB 移行ツールを使用して ksqlDB コネクターの管理リクエストを含む移行を適用するには、移行適用の処理時に、以下の内容を含むカスタムリクエストヘッダーファイルを渡して、Confluent Cloud API キーを指定します。

# file contents located at /path/to/request_headers.txt
X-Confluent-API-Key: <CONFLUENT_CLOUD_API_KEY>
X-Confluent-API-Secret: <CONFLUENT_CLOUD_API_SECRET>

移行の適用時に、ksql-migrations apply コマンドの --headers フラグを使用して、カスタムヘッダーファイルを渡します。

ksql-migrations ... apply --headers /path/to/request_headers.txt

通常のコネクター料金が適用されている場合でも、移行時に適用されるすべての CREATE CONNECTOR ステートメントに関する料金の確認は求められません。