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Confluent Cloud に接続するコンポーネントの構成の自動生成¶
Confluent Cloud には、Confluent Platform のコンポーネントや Kafka クライアントを接続できます。以下のスクリプトを使用すれば、Confluent Cloud に接続する Confluent Platform のコンポーネントやクライアントのデルタ構成ファイルを自動生成できます。これらのデルタ構成を各コンポーネントの構成ファイルやアプリケーションコードに追加できます。
このスクリプトを実行すると、以下に関するデルタ構成が生成されます。
- Confluent Platform のコンポーネント:
- スキーマレジストリ
- ksqlDB データジェネレータ
- ksqlDB
- Confluent Replicator
- Confluent Control Center
- Kafka Connect
- Kafka コネクター
- Kafka コマンドラインツール
- Kafka クライアント:
- Java(プロデューサーまたはコンシューマー)
- Java(ストリーム)
- Python
- .NET
- Go
- Node.js
- C++
- OS:
- ENV ファイル
コードの取得¶
GitHub の confluentinc/examples リポジトリを複製し、
current-post
ブランチをチェックアウトします。git clone git@github.com:confluentinc/examples.git cd examples git checkout latest
ccloud
ディレクトリに移動します。cd ccloud
(オプション) Confluent Cloud CLI をダウンロードします。この CLI を使用してさまざまなリソースの API キーを作成できます。また、Confluent Cloud Console を使用して API キーを作成することもできます。
Confluent Cloud 構成ファイルの作成¶
この例に示すフォーマットを使用して、Confluent Cloud クラスターの接続の詳細情報に含まれるキーと値のペアによってカスタマイズした Confluent Cloud 構成ファイルを作成し、
/tmp/myconfig.properties
として保存します。他の Confluent Platform コンポーネントやクライアントのために Confluent Cloud CLI によって生成された~/.ccloud/config.json
は使用できないことにご注意ください。そのため、キーと値のペアを指定して独自のプロパティファイルを手動で作成する必要があります。bootstrap.servers=<BROKER ENDPOINT> ssl.endpoint.identification.algorithm=https security.protocol=SASL_SSL sasl.mechanism=PLAIN sasl.jaas.config=org.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule required username='<API KEY>' password='<API SECRET>';
上記のファイルの
<BROKER ENDPOINT>
、<API KEY>
、<API SECRET>
の値を、対象となるサービスアカウントのクラスター用の API キーとシークレットに置き換えて、Confluent Cloud クラスターを指すようにします。Confluent Cloud Schema Registry を使用する場合は、上記と同じファイルに以下の構成パラメーターを追加します。
<SR ENDPOINT>
、<SR API KEY>
、<SR API SECRET>
の値を、対象となるサービスアカウントの スキーマレジストリ 用の API キーとシークレット(前の手順で使用したクラスター用の API キーとシークレットとは別です)に置き換えて、Confluent Cloud Schema Registry を指すようにします。basic.auth.credentials.source=USER_INFO schema.registry.basic.auth.user.info=<SR API KEY>:<SR API SECRET> schema.registry.url=https://<SR ENDPOINT>
Confluent Cloud ksqlDB を使用する場合は、上記のファイルに以下の構成パラメーターを追加します。
<KSQL ENDPOINT>
、<KSQL API KEY>
、<KSQL API SECRET>
の値を、対象となるサービスアカウントの ksqlDB 用の API キーとシークレット(前の手順で使用したクラスター用の API キーとシークレットとは別です)に置き換えて、Confluent Cloud ksqlDB を指すようにします。ksql.endpoint=<KSQL ENDPOINT> ksql.basic.auth.user.info=<KSQL API KEY>:<KSQL API SECRET>
/tmp/myconfig.properties
ファイルを確認します。 必要な値が代入され、以下のようなファイルになっている場合があります。bootstrap.servers=<BROKER ENDPOINT> ssl.endpoint.identification.algorithm=https security.protocol=SASL_SSL sasl.mechanism=PLAIN sasl.jaas.config=org.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule required username='<API KEY>' password='<API SECRET>'; basic.auth.credentials.source=USER_INFO schema.registry.basic.auth.user.info=<SR API KEY>:<SR API SECRET> schema.registry.url=https://<SR ENDPOINT> ksql.endpoint=<KSQL ENDPOINT> ksql.basic.auth.user.info=<KSQL API KEY>:<KSQL API SECRET>
デルタ構成の生成¶
上記で定義した構成ファイル
/tmp/myconfig.properties
を渡して以下のスクリプトを実行します。注意: 他の Confluent Platform コンポーネントやクライアントのために Confluent Cloud CLI によって生成された~/.ccloud/config.json
は使用できません。そのため、キーと値のペアを指定して独自のプロパティファイルを手動で作成する必要があります。./ccloud-generate-cp-configs.sh /tmp/myconfig.properties
以下のような出力になっていることを確認します。
Confluent Platform Components: delta_configs/schema-registry-ccloud.delta delta_configs/replicator-to-ccloud-producer.delta delta_configs/ksql-server-ccloud.delta delta_configs/ksql-datagen.delta delta_configs/control-center-ccloud.delta delta_configs/connect-ccloud.delta delta_configs/connector-ccloud.delta delta_configs/ak-tools-ccloud.delta Kafka Clients: delta_configs/java_producer_consumer.delta delta_configs/java_streams.delta delta_configs/python.delta delta_configs/dotnet.delta delta_configs/go.delta delta_configs/node.delta delta_configs/cpp.delta delta_configs/env.delta
デルタ構成の出力を各コンポーネントのプロパティファイルに追加します。これらは "デルタ" 構成であって、完全な構成ではないことにご注意ください。
例¶
- 自己ホストと Confluent Cloud のハイブリッド Apache Kafka® クラスターの実用例については、「Confluent Cloud デモ」を参照してください。
- Confluent Cloud に接続する Confluent Platform のすべてのコンポーネントとクライアントの構成例については、コンポーネントのテンプレート例 を参照してください。
- その他の Confluent Cloud の例については、「Confluent Cloud デモ」を参照してください。
- Kafka クライアントアプリケーションの構成、モニタリング、最適化に関する実用的なガイドが必要な場合は、「Confluent Cloud でのクライアントアプリケーションの開発」を参照してください。